本棚は段ボール Vol.40 『死のやわらかい』/鳥さんの瞼
歌集なので、一番好きな詩をピックアップして感想を述べようと思った。
読み終えたのがかなり前だったので、引っ張り出してぱらぱらと、どの詩が好きだったか思い出す作業。
選べない。
気持ちのわかる、これをこう表現することはきっとこの人にしかできないけれど、それでもその気持がわかるという、ほの暗くて憂うつに満ちていて、でも1筋、光もあるような生のまなざし。
ひとつひとつ、大切に噛み締めたいと思える歌集。
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