しろつめくさ

解放したい言葉と、解放したい気持ちがある時のための、言葉の訓練

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    読んだ本の感想を述べています。 ネタバレ等ありますので気にする方は気をつけてください。

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    映画の鑑賞の記録と感想をまとめます。 ネタバレがあるかもしれませんので見たくない方、ご注意を。

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使えない!汎用性ナシ‼️時候の挨拶特集

 こんにちは。お手紙って、素敵ですよね。きょうび、お手紙を書く機会など滅多にないですし、また、メールも仕事や事務的な手続きなどでしか使いません。そもそも、時候の挨拶というものが発生し辛い時代です。  そこで!時候の挨拶に困ったとき、使い古された典型文を使うなんてプライドが許さない、でも気の利いた言葉が思いつかない😓という、ワガママhumanのため、使えなくて使う機会もない時候の挨拶を、まとめてみようと思います。  ぜひ、参考にしてみてくださいね🎶 春・紅葉も好きだけど、本当

    • 行動力を身につける:嫌な予定を消す

       こんにちは。しろつめくさです。 先日、以下のような記事を書きました。 このなかで、行動力を身に付けられた理由として、「嫌な予定を消しているから」という事を挙げていました。 実際に、どういうことなのかを解説していこうかと思います。  私は元々、「友幸や知り合いは、多ければ多いほどいい」と、漠然と考えていました。なぜなら、いろいろな人と関わる機会があれば、自分の視野や世界が広がるし、たくさんの知り合いがいた方が人生において便利(というと嫌な言い方ですが、いろんな人と会った

      • 行動力が身についた私の考え方

         こんにちは。先日、ピラティスに通い始めて変わったことの記録を投稿しました。私と同じように通いたいけどどうしようと悩んでいる方や、最近流行りのピラティスって何だろう?という方の参考になればいいなというのと、是非お勧めしたい!という強い気持ちで投稿してみました。  投稿してから思い出したことがありました。 友人に、「よく仕事終わりに通えるよね〜、私は無理だわ」と言われたこと、そして、既に通っているという別の友人が、「続けられなくて既にサボってる」と言っていたこと。 また、初め

        • ヨガ・ピラティスをはじめて2か月が経ったので所感をまとめてみました!

           こんにちは。しろつめくさです。  最近、ピラティスを習いはじめてみました。今、すごく流行ってますよね。  8月の頭頃からはじめて、2か月経ち、3か月目に突入したところで、なぜこんなに流行っているのか?効果は本当にあるのか?など、記録として所感を書き連ねようかと思います。 私の通っているレッスンについて まず、私が通っている教室について軽く紹介します。 私が通っているのはピラティスで、姿勢を改善したい・ダイエットしたい・運動不足を解消しなきゃ、という思いから何かしらの習い

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        記事

          薄いスープのことを、 スープ味のスープ、またはスープの概念と呼びたいと思います。 または、概念的スープ

          薄いスープのことを、 スープ味のスープ、またはスープの概念と呼びたいと思います。 または、概念的スープ

          本棚は段ボール Vol.41 『愛するということ』/エーリッヒ・フロム

           他人を愛するところから友愛が生まれてくる、確かにそれはそうかも知れない。 けれど私はどこまで他人を愛すべきなのか分からない。例えば、どこかの国の名も知らぬ貧しい人に対する同情から愛が生まれるとこの本は言うが、全ての他人に対してその気持を持ってしまうと、この世界は残酷すぎて、生きていけなくなってしまう。 だから、「どこまで」他人を愛すべきなのか、私にはわからない。 愛について話すとき、愛する側で話す人と、愛される側として話す人がいるのが面白いなあと、前々から思っていた。

          本棚は段ボール Vol.41 『愛するということ』/エーリッヒ・フロム

          本棚は段ボール Vol.43 『微熱期』/峯澤典子

          物語のような、風景の目に浮かぶ、幻想的で切なく、どこか淋しい詩たち。 静かで、冷たいけれど、日は差している。 この世界に入りたい、と思うような、どこかの静かな森や湖に、想いを馳せるような詩。 読むタイミングや、状況、気持ちもかなり大切になってくるような作品だと思いました。

          本棚は段ボール Vol.43 『微熱期』/峯澤典子

          確率は存在するのか

          可能性とか確率とかって、本当に存在するんでしょうか? 例えば、何かの事象が発生する可能性・確率は、0.01%の確率ですと言われても、起こったらそれは「起こること」であり「起こったこと」で、なかったら「起こらないこと」であり「起こらなかったこと」じゃないですか。つまり、あえて確率で表すのであれば0%と100%しかないのでは? じゃあ可能性とか確率って結局何なんですか?本当にそんなものあるんですか? という事を、ずっと考えていた。  ちょっとした病気にかかって、病院へ行った。

          確率は存在するのか

          夏の日

          jijijijiji せみの言語 くちびるの縦のしわをなくすためのトゥルトゥル 膝小僧を滑らかにするための艶々 華奢な肩を生むための儀式 私をかわいいといった人間、全員覚えてる、全員その意味においては好きだ 私を救った人間、あなたは私の信仰対象 私を私にしてくれる人間、あなたを私の頭の中に住まわせたい ハイになって、振り回した鈍器で傷つけてごめん 私はたまに正義を武器にする ずっと他人の幸せだけ願っている人生になりたいのに 頻繁にどうしてもホットケーキが食べた

          本棚は段ボール Vol.39 『人間そっくり』/安部公房

          「箱男」見ましたでしょうか。 題にある本以外でのネタバレは避けたいので、多くは言えませんが、まだ原作を読んでいないので原作を読んで比較したいと、強く思いました。 どのような文章表現が、あの映像表現になったのか、それが非常に気になるところです。 安部公房作品の共通点を見つけた。 それは、主人公が、荒唐無稽な出来事に遭遇し、「そんなものには騙されないぞ」と最初は疑ってかかるのに、いつの間にか相手にすっかりペースを持っていかれ、なぜか相手の言っていることが正しいような気がしてきて

          本棚は段ボール Vol.39 『人間そっくり』/安部公房

          本棚は段ボール Vol.38 『死なれちゃったあとで』/前田隆弘

          死んだ人間が、美化されるのが大嫌い。 美化するんだったら生前に本人を褒めておけよ。 自分の後味のために他人の死すらも利用して、気持ち良くなろうとするな。 というのもあるし、なによりも、死んだ人間が、周りの人間に美化されて、私の記憶からも死んでしまう。本当のその人を思い出せなくなってしまう。それは余りにも苦しくて許せないことなのだ。 私の記憶の中のその人は、生きているときに極悪人だったなら、私が死ぬまで私の中では極悪人であり続けてほしいのである。そうでなければ、それは別人であり

          本棚は段ボール Vol.38 『死なれちゃったあとで』/前田隆弘

          本棚は段ボール Vol.40 『死のやわらかい』/鳥さんの瞼

          歌集なので、一番好きな詩をピックアップして感想を述べようと思った。 読み終えたのがかなり前だったので、引っ張り出してぱらぱらと、どの詩が好きだったか思い出す作業。 選べない。 気持ちのわかる、これをこう表現することはきっとこの人にしかできないけれど、それでもその気持がわかるという、ほの暗くて憂うつに満ちていて、でも1筋、光もあるような生のまなざし。 ひとつひとつ、大切に噛み締めたいと思える歌集。

          本棚は段ボール Vol.40 『死のやわらかい』/鳥さんの瞼

          げぼしんどい 当たり散らかしたくなるしむかつくこといっぱいあるけど結局私にもっと実力あれば済んだ話だし、悔しい苦しいこれを踏み台と思って耐え抜くしかない心臓痛い帰りたい泣きたい

          げぼしんどい 当たり散らかしたくなるしむかつくこといっぱいあるけど結局私にもっと実力あれば済んだ話だし、悔しい苦しいこれを踏み台と思って耐え抜くしかない心臓痛い帰りたい泣きたい

          私の善

           私は、よく「みんなが幸せでありますように」と心の中で唱える。 「みんな幸せだといいね」と口に出すこともある。 これは本心で、誰かが苦しむ世界は私にとって辛い。 みんな幸せならば私が嬉しい。嬉しいというよりも、安心する、に近い。 けれど、「みんなしあわせ」なんて実現し得ないことは分かっているし、現実的にかなう事とも思っていない。 それどころか、目に見えない遠くの国で起こる悲劇には目もくれず、募金をするでもなく、勉強をするでもなく、何もせずのうのうと生きている。 「みんな幸

          本棚は段ボール Vol.37 『本を読めなくなった人のための読書論』/若松英輔

          若松さんの思想は、「かなしみ」に集約されている

          本棚は段ボール Vol.37 『本を読めなくなった人のための読書論』/若松英輔

          本棚は段ボール Vol.36 『ふつうの相談』/東畑開人

          ふつうの相談、を学術的に考える本。 知識のない一般人でも結構、わかりやすかった。 相談、される人になりたいけど私はいつまでたってもあまちゃんで、する側だなあ。 そして私は相談されても自分の思想でいらぬアドバイスを言ってしまうしいいたくなってしまう。 申し訳ない。 なんか、相談にのるのが上手くなりたいなあと思いました。参考にはできそう。

          本棚は段ボール Vol.36 『ふつうの相談』/東畑開人