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本棚は段ボール

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読んだ本の感想を述べています。 ネタバレ等ありますので気にする方は気をつけてください。
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2024年6月の記事一覧

本棚は段ボール Vol.36 『ふつうの相談』/東畑開人

本棚は段ボール Vol.36 『ふつうの相談』/東畑開人

ふつうの相談、を学術的に考える本。
知識のない一般人でも結構、わかりやすかった。
相談、される人になりたいけど私はいつまでたってもあまちゃんで、する側だなあ。
そして私は相談されても自分の思想でいらぬアドバイスを言ってしまうしいいたくなってしまう。
申し訳ない。
なんか、相談にのるのが上手くなりたいなあと思いました。参考にはできそう。

本棚は段ボール Vol.35 『みんな蛍を殺したかった』/ 木爾チレン

本棚は段ボール Vol.35 『みんな蛍を殺したかった』/ 木爾チレン

なんでも、「持っている人」は「持っていない人」の気持ちがわからない。
だから、「持っていない人」は「持っていない」に加えて持っている人から理解されず、責められたり努力不足と思われたり、思われているのではないかという不安と戦わなければならず、二重苦となる。
逆に、「持っている人」で、自分は「持っていない人」の気持ちがわからないと自覚していて、かつ持っていない人からの嫉妬や、苦しめているという事実、そ

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本棚は段ボール Vol.34 『無意味のススメ:<意味>に疲れたら、<無意味>で休もう。』/川崎昌平

本棚は段ボール Vol.34 『無意味のススメ:<意味>に疲れたら、<無意味>で休もう。』/川崎昌平

無意味は大切。だけど、私の思想上ではそういう場合の無意味は既に無意味ではない。
そういうことにも触れられていたけど、私は無意味でないと思う派だ。
いみをかんがえすぎないというのは幸せに生きるコツなのはわかる。
けれど、意味を考えなくてもいいのだろうか。本当に知らない場所で死んだ人のことは、考えないで、幸せに生きていて良いのだろうか。
私にはわからない。それでいざ自分が死んだときに、誰も何もしてくれ

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本棚は段ボール Vol.33 『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』/岡真理

 そろそろ学ばなければ、と思っていた。そろそろ、何も知らないで済ませるのは本当に恥ずかしいと自覚し始めて、本は偏っていそうだし、と思って避けていたけれどそんな事を言っている場合ではないと思ったので兎にも角にも、読んでみました。

 本としては、とても読みやすく、内容が入ってきやすく勉強したいけれど難しい本は読めないという方にもおすすめできます。私は1時間少しで読み切ることができました。

 やはり

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本棚は段ボール Vol.32 『水中都市 デンドロカカリヤ/安部公房』

安部公房生誕100周年ということで、書店という書店で安部公房作品を一挙に並べていて嬉しい。

頭のおかしい人間の、普通の人間から、段々思い込まされていって狂ってしまう、その過程がなんだか共感できるのに確実に頭のおかしい人間だと思わされる感覚が、自分も一歩違う方向に踏み出して気付かなければそのままおかしくなってしまうだろうという気持ちにさせられる。

また、本書は「嫌な気分になる」「イライラする」と

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