いつか行きたいヨーロッパ百名城ベラルーシ編No.83ニャスヴィシュ城
ドーブルィ・ヴェーチャル(こんばんは)
今回は北欧の雪景色からスタート
世界遺産でもあるこのお城
登録名は「ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体」
その名の通り色々複合しているようです
建築様式も15世紀築城して以来、
ゴシック→ルネサンス→バロックと変容していき、ロシアや中欧の城郭建築のモデル的存在だったとか
様式が変容していったのはドイツやイタリアから建築家を招聘した背景があり、化粧漆喰(スタッコ)を加えたり、2階建ての守衛詰所の塔も兜(ヘルム)を装飾したり時代ごとに改築していきました
キリスト聖体教会は水路越しの堰堤によって城と繋がっており、歴代領主が樺製の柩に眠っているそうです
城館の中はこれまで紹介してきた北欧のお城とよく似てますね
ビリヤードテーブルがあるのは違和感あるなと思いました
が、調べてみたら1469年にルイ11世のために作られた記録があり、おかしくないはみたいです
"黒鷲の紋章"はこの城の主、ラジヴィウ家の家紋