いつか行きたいヨーロッパ百名城ポルトガル編No.88ドス・ムーロス城(シントラ)
世界遺産"シントラの文化的景観"の1つとしても登録されている、標高450mの尾根上にある要塞
10世紀頃ムーア人によって建てられたそう
このお城を情報が少ないので『ムーアの城壁』で調べるのがオススメです
山頂にはバスでも登れるそうですが、
道幅がかなり狭いそうで、スリリングな体験が味われるとか
標高450mなので、日本の山城なら麓からよく登城するケースもあるので自力で登るのも楽しそうですね
頂上は"万里の長城"のような外観
ここに、7世紀に侵入したムーア人によって、"ムーアの城壁"を建てました
「ムーア」とは、北西アフリカに住むイスラム教徒の呼称ですが、15世紀以前は、北アフリカ先住民族である「ベルベル人」のことを総称して、ムーア人と呼んだそうです
その後、1147年、ポルトガル初代王のアフォンソ・エンリケスがムーア人からリスボンを奪取し、この地もポルトガル支配地となりました
眼下にはシントラ市街地、背後にはペーナ宮殿が一望でき、軍事拠点としての重要性はよくわかりますね
ドス・ムーロス城からさらに5分程山を登ったところにあるペーナ宮殿
中世では、修道院として建てられましたが、度重なる落雷や地震の被害で崩壊した後、当時の国王フェルナンド2世によって改築されたそうです
"トリトンの門"という呼称の入り口
トリトンはギリシャ神話に登場する半魚人の神様です
シントラの郷土菓子『ケイジャーダ』作りに挑戦してみました
味はチーズケーキ、見た目とサイズ感はエッグタルト
バスクチーズケーキのような濃厚さはなく、砂糖の量も少なく甘さはかなり控えめ(レシピ通りならば)です
ジャムやシナモンパウダーをかけてもよいかも
1人で2,3個は軽くいけます