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代々木 明治神宮・鎮守の杜〜ふんわりスピリチュアル・お散歩録〜

都内屈指のパワースポット明治神宮。
都心で緑に癒されたい時に訪れる深い森。
大きな鳥居をくぐるとそこは別世界です。


◇ 明治神宮

御祭神は
第122代天皇の明治天皇と昭憲皇太后。
創建は大正9年11月1日。

こちらの深い緑の大鳥居は3年前の写真。
鎮座100年の時のもの。
深い緑の代々木側参道。
3年ぶりの御参り。
今回は原宿側の大鳥居から参詣です。

広大な敷地なので、本殿までの道のりが長く
どこまでも続く深い森。

頭上高くまで茂る緑。

本殿の周りに広がる鎮守の杜は、全国から創建にあたって献木された約10万本を植栽して造られた人工の原生林なんだそうです。
100年、150年後を見据えて林学者達によって設計され作られた森だなんて、壮大過ぎて信じられません。

もともとは荒れた地で、「代々木の大樅」という一本のモミの老木が目をひく地だったとは想像もできないほど生い茂った緑。

せせらぎを眺めたり、ひらひら舞う黒揚羽を目で追ったり、のんびり参道を歩きながら呼吸をするとやわらかな緑の匂いに癒されます。

ここには精霊がいると感じる不思議な森です。

ふたつめの大鳥居。

長い参道をゆっくり歩いて3つ目の鳥居をくぐると神門、そして奥に本殿があります。

3つ目の大鳥居。

手水舎で手を清めて神門をくぐると
空が抜けて広がる本殿。

厳かな神門。
本殿と大楠。

何度参詣しても圧巻です。
本殿の両脇には立派な丸い楠。

向かって左側の楠は夫婦楠と云われていて
2本でこの美しい丸い形なんです。
なんと見事な調和。
美しすぎる整った本殿は
清く澄み切っていて透明な神域。 

創建100年余りとは信じ難い荘厳な雰囲気。
そして、ここの空気は本当に静かで穏やかですーっと落ち着きます。

知らない人はいないというほど有名な場所なので、海外からの観光の方も多いのですが、なんでしょう…余計な音が耳に入らないというか清廉。そしてふわっととても優しい空気に包まれている感じです。

日影のベンチより。

しばし穏やかで清らかな空気にひたらせていただきました。


◇ 御朱印・お守り

何度か参詣していますが、
御朱印をいただいたのは初めて。
御神木でできたかわいい木鈴・こだま


この度いただきたかったお守り“こだま“をありがたくいただきました。
お役目を終えた御神木でできた木鈴です。
揺らすとコロコロとあたたかい鈴の音。
ほんのり楠のいい香り。
この地のパワーを存分に浴びて育った御神木をいただけるなんてありがたいことこの上ないです。
※明治神宮は落ち葉や木の実、小枝や小石も拾って持って帰ってはいけませんので。


◇ 終わりに

明治神宮には清正井や亀石など有名なパワースポットがいくつかありますが、私は何度参詣してもなぜか行ったことがなく、いつも森に癒されて本殿でお参りして満ち足りてしまいます。いつか。いつかはね。

先人達が永遠の祈りを込め育まれた広大な鎮守の杜がこの地をいつまでも清め、穏やかに息づいていくことを願って。

https://www.meijijingu.or.jp/

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