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完璧主義
わたしの弱点のひとつに完璧主義がある。
それはnoteを書くときでもわたしを邪魔してる。というか完璧主義とたたかうことが執筆はじめ多くの思いつきを実現する際に不可欠であるということに気づいてきている。
沢山書きたいと思うことがある。それをそのときに書かなければ細部を忘れてしまい,そのうち書けなくなる。だから本当はあたまにその考えが詳細に出て来たときに書いておく方がいいんだけど,内容を思い巡らせてみると,なかなか長い文章になりそうだということが感じられて,それを自分がまとめきれるかという不安に襲われる。自分は細部のかたまりを無数に捉え続けることに生き甲斐を感じるような人間で,それを大づかみしてこだわらずに出すという作業をあまり得意としていない脳なのかもしれない。
それで結局放置しちゃうと何が起きるかというと,無数の「やりたいこと」「書きたいテーマ」がごみのように私の思考と感情の部屋を横断した状態で溜まっていく。それは私の意識の中心にあったとき,たしかに生き生きとした細部を持って躍動していたテーマであるにもかかわらず,溜まるときはうすぼんやりした,個性のないごみのように溜まっていくのである。
これはよくない。
私は完璧主義に阻まれることなく,とにかくテーマが頭の中に詳細にあるときに,それを出していくという作業をした方がいい。
対話の手法と同じだ,とにかく出すこと。
考えが変わってもいい。分からなくなってもいい。まとまらなくてもいい。とにかく書く。
そして,できれば信頼できる人に見てもらう。
ここで「信頼できる人」というのは,私が完全でなくても,そのことで私をジャッジしないと分かっている人のことである。
私自身を否定しないと分かっている,
私が安全と感じることができる人という意味である。
最近「書けそうかも」と思ったけど書けていなくてそのうち忘れそうなテーマは以下
・youtubeで見た,昔の「しゃべり場」を見ながら対話と上下関係について話したいこと
・キッチンについて,悪は存在しないについて
・ウィズネスとアバウトネス
そして昨日はオープンダイアログの会「スキートス」の二回目だった。話し手をさせてもらった。そこで感じたオープンダイアログの効果についても詳細を憶えているうちに書きたい。完璧を目指さずに,ちょっとした時間に,覚え書き程度でも書いておくようにしたい。