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【俳句】処暑

 藤原敏行の和歌こぼる処暑 白月

 昨日寝落ちした俳句です笑

 我ながら凡句なので、悩み続けていたのですが、そうこうしているうちに処暑(8月23日)を2日も過ぎてしまったので、もう上げちゃいます笑

 藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)の和歌というと、百人一首の一枚札の1つとして有名な

住の江の岸による波よるさへや
夢の通ひ路人目よくらむ

がありますが、僕の句で言う和歌は

秋来ぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞ驚かれぬる

の方です。大意は

 秋が来たと、目にははっきりとは見えないのだけれど、風の音に(秋の訪れを)気づかされたことだよ。

という感じの意味です。

 で、僕はというと、処暑の朝にそれと知って外に出たのですが、「わ!やっぱり!」と涼しさを感じたのですね。

 処暑は、この日から暑さが和らいでいく日なのです。それを実感したので、二十四節気すげ〜!と驚いて、それを俳句で表現したかったんですよね。

 まあ、この和歌自体は立秋の日に詠まれたと言われているので、それを知ってたら、なにとぼけたこと言ってるんだと叱られちゃうわけですが、思わずその和歌が口から漏れ出ちゃうくらい秋を感じたということで。

 それにしても、俳句をはじめるとこれまで感じていなかったことを感じ、新たな気づきがあるというのがすごいですね。

 俳句侮れず。

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