【俳句】第2回 白の俳句道場風
おはよう、白です。
早くも第2回でございます。
今回も、俺の記事に作品載せてくれた皆さんをいじっていきたいと思います。
その前に、俳句の基本的なとこにちょっと触れとくね。
まず、初俳句あるあるなんだけど、俳句の書き方、五七五の間は空けなくていいみたいなのよね。
句またがりと言って、音数越えて次の句につながることもあるので、その方が都合がいいのよね。
それと俳句の約束事。
俳句の基本は二つあって、一つはみんなのよく知ってる五七五。
これを定型っていうのね。
んで、もう一個、季節を表す言葉=季語 を入れる。
二つ合わせて、有季定型っていいます。
俳句を書くときは隙間をあけない
有季定型が基本
ということで本題に入ろう。
まずは、白同盟の一員シローちゃんの作品
夫婦仲 時間が経てば 天敵か
間を詰めて
夫婦仲時間が経てば天敵か
だね。
シローちゃん、天敵になっちゃってんのか笑
天敵ってことはギスギスした感じなのかな。
逆に全てを知るからこそ弱点までつかまれちゃうのかな。
季語がないので、そういう雰囲気の季語を入れるといいかもね。
君の背に我との隔たり身に沁みて 白月
季語 身に沁む 《三秋》
我は「わ」と読むよ。
さて、続いては、かこちゃんの二作品。
長き夜うっかりスキと言えなくて
これは深い!
俺的には添削無し。
かこちゃんは、自分がうっかりしていて、noteでスキボタン押し忘れたという意味で詠んだみたいだけど、違ういろんな読みができちゃいますね。
本当は、情景を絞らせた方がいいんだろうけれど、あえて多様な読みができるこのままで。
ちなみに俺は、
好きと伝えてはいけない相手と会っているのに、つい、この長い夜に、気が緩んでうっかりスキと言いそうになっちゃった。だめだめ、伝えちゃダメだよ、私!
みたいに読みました笑
秋高し出戻りフンにご用心
こっちは、うちの庭木に鳩が戻ってきて、巣を作っちゃったから、そこから落ちるフンに気をつけてね、という俳句だね。
秋高しってのが、あっけらかんとしていて、楽しい感じが出ているね。
ただ、俺の記事と写真がないと、何が出戻ったからフンにご用心なのか分からないので、鳩は必要かな。
情報が、出戻ったことと、フンをすること、注意してねということ、と盛りだくさんなのでどっか捨てないといけないかもね。
見上げればあの時の鳩秋高し 白月
季語 秋高し
最後は、白ちゃんの作品。
白ちゃんは初の一句を生み出す苦しみの中に、短歌が降りてきたみたい。
好きなんて 直球すぎるの書くのなら ちゃんとあたしの目を見て言ってよ
こっちも間を詰めちゃうのがいいよ。
好きなんて直球すぎるの書くのならちゃんとあたしの目を見て言ってよ
ね、こうすると区切り方に違う解釈の余地が出てきて面白い。
「好きなんて直球すぎるの」
書くのなら(何かに書くくらいだったら)
ちゃんとあたしの目を見て言ってよ
と読むこともできるようになるね。
さて、こいつを俳句にしていくとすると…どうしよっかなー。
待宵や通知とスキのスタンプと 白月
季語 待宵(まつよい)《仲秋》
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