佳句鑑賞ー皐月ー

今月の俳句幼稚園

 夏が始まりを告げ、初夏の佳句が揃った今月の俳句幼稚園マガジン総数は688。
俳句幼稚園は、相変わらずのマンモスマガジンで、そろそろ5000本の記事を収めようとしているとこ。そんな中から厳選した佳句を今回も紹介するとしよう😏

内容

1.その月に詠まれた園の俳句をピックアップ
2.コメント欄に鑑賞を書く
3.鑑賞の鑑賞をする

参加資格

特になし(園児でなくても大歓迎)

参加上の注意

・読み味わうことがメインです。
・句の推敲は望みません。
・誹謗中傷はいりません。俺の判断で削除します。
・その他作者や読者が不快になる等の内容は俺の判断で削除します。

皐月の佳句

小満の月を飲み込む棚田かな

小満(しょうまん/せうまん) 初夏

【解説】
二十四節気の一つ。陽暦で五月二十一日ごろ。万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るという意味である。

きごさいより

わたくしを絹ごしにしてゆく卯波

卯波(うなみ) 初夏

【子季語】卯月波
【解説】
陰暦四月、卯の花が咲く頃に海上に立つ波のこと。

きごさいより

公園に余花のベンチや文庫本

余花(よか、よくわ) 初夏

【子季語】
若葉の花、青葉の花、夏桜
【関連季語】
残花
【解説】
夏になって若葉の中に咲き残る桜の花をいう。寒い地域や高い山などに見られる。立夏前の桜は残花、立夏後は余花になる。

きごさいより

小満の月を飲み込む棚田かな
わたくしを絹ごしにしてゆく卯波
公園に余花のベンチや文庫本

鑑賞あれ!


この記事が参加している募集

お読みくださりありがとうございます。拙いながら一生懸命書きます! サポートの輪がつながっていくように、私も誰かのサポートのために使わせていただきます!