【俳句】白の俳句道場風
おはよう、白です。
白ちゃん、俳句の会はここだよー!
昨日noteに遊びに来れない間、俳人仲間がコメント欄に俳句をあげてくれてました。
返信もできなかったので、ありがとうの意味を込めて記事にしちゃいます笑
あらかじめお断りしておくと、俳句道場【風】です。
だって、俺、初心者だもの。
では本編スタート!
hydeちゃんの作品
台風でカツラ飛ばされ大慌て
いいですね。hydeちゃんの目の付け所が流石な一句です。
台風で突風が吹いたんでしょう。最大瞬間風速を更新した時かもしれません。
カツラを飛ばされた時点で、大慌てする様を思い浮かべる人も多いでしょうから、「大慌て」はあえて言わなくても良いでしょう。
散文調になっているので、切れ字をうまく活用すると、句が締まりますね。
台風や飛びしカツラを追う姿 白月
かこちゃんの作品
羽休め台風去りし鳩いずこ
台風を避け、木々の間で羽を休めていた鳩のその後に思いを馳せる、かこちゃんの優しさが伝わる一句です。
台風が去った後という意味の言葉に、「台風過」という季語があります。これを使ってみましょう。
語順をひと工夫すると、映像しやすくなるかもしれません。
止まり木の鳩去りてのち台風過 白月
フリーザちゃんの作品
台風にめげずに外出同居人
フリーザちゃんの、おいおいこんな台風の中大丈夫かよ、という心配の気持ちと、同居人のあっけらかんとしたたくましさが感じられる一句ですね。
本人の指摘のように、中七が字余りです。
外出と書かなくても、同居人が外出したと感じさせられるといいですね。
句を見ると、主体はベトナム君を見送るフリーザちゃんなので、そこ目線で詠んでみてはどうでしょう。
見送りし彼の走りゆく台風裡 白月
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