ボクはあやつり人形。誰かあやつってくれないかな。
本日は、本の話です。
昔から、我ながら優柔不断だなあ、と思うことがよくあります。
例えば、今日のご飯何にする?という定番の質問。
「うーん、魚が食べたいね。」
なんて、答えるんですよ、ちゃんと。これまでの人生での学習結果なわけです。
でも、ホントのところ、何でもいいんです。
どーでもいいよ、という投げやりな気持ちとは違って、食べること大好きだし、美味しいもの食べたらうれしいです。
ただ、何を食べても同じように美味しいなあと思えるので、何が食べたい?と問われても、何でもいいよ、が本音なのです。
洋服とかもそうです。
せっかくならおしゃれにいたいと思うし、それ似合うねなんて言われたら、嬉しいです。
でも、自分の趣味やこだわりというのは特になくって、何でもいいんです。
だから、今回再読したヨシタケシンスケさんの『思わず考えちゃう』
前回読んだときは、嫁が図書館から借りてきて、返却直前にななめ読みしたもので、あんまり心に引っかかるものなかったんですが、先日『もしものせかい』を読んで、その流れで、改めてじっくり読んでみたのです。
そうしたら、「まさにコレだ!」と思ったのが表題のものだったのです。
ボクはあやつり人形。誰かあやつってくれないかな。
そこに書かれているヨシタケシンスケさんの話で、自分の中のなんとなくモヤモヤしていたものが、氷解した感じでした。
そういえば、うちの嫁は決めてくれる人で、僕はあやつられて楽しめるタイプなのでピッタリのようです。
自分の「仕事頼まれたら断らない」スタイルもどうやら、あやつられタイプだから苦にならないようです。
自分のことをヨシタケさんに教えてもらえたみたいでスッキリしました。
これからもポジティブにあやつられ人生を楽しみたいと思います。
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