解決できない悩みを持っていたら読んでください
4日ほど前に、悩みの9割は論理で解決できる!〜保存版〜というのを書きました!URL↓
https://note.com/shiroikoibito/n/ne1fb7ee0ad1b
そしてまた、わたしは悩んでいます。
全然解決できてないやんとお思いの皆さん。
この前の、「周りが優秀すぎる」という悩みとはまた違うのです。
今回の悩みは、わたしでなく友人の悩みです。
「親が体調を崩して、苦しんでいるのを見るのがつらい」
ウワァァ辛辣!!ドロッとしたもの感じる!!
そして気づいたんです。
この前の論理で解決☆では太刀打ちできないかも。やばい。
でも、この場合の悩みのことをもっと知りたい!!
そう思って分析を進めてみたら、胸に突き刺さるような結論にたどり着きました。
もしあなたが、何かに助けて欲しくて、これを読んでくれているなら。
ぜひ最後まで読んでください。
優しいあなたの近くに、きっと寄り添えると思うから。
悩みの特徴を知る
今回の悩みと、前回のわたしの悩みの違いを考えてみます。
①周りが優秀すぎる
②親が体調を崩して、苦しんでいる
文の主語が違うのでは?と思った方。惜しいです。
実は、主語は両方ともわたしです。
違うのは、悩みの核の、主語です。
①は、私は周りが優秀すぎると思っている。という自己完結です。
周りの人は何もアクションを起こしていません。
それに対して、
「私は親が体調を崩して、苦しんでいるところを見るのがつらい」というのが②です。
①と②では、自分が悩んでいる、その悩みに自分以外の主語が存在する。という違いがあります。
言葉を具体化する
文はこう変化します。
「私は親が体調を崩して、苦しんでいるところを見るのがつらい」
ここでは前回同様、具体化してみましょう。
具体化する言葉は、『体調を崩す』と『苦しんでいる』です。うぅ・・苦しい・・
「私は、親が日常生活を送る上で支障があるぐらい体調を崩し、体の痛みや吐き気、食欲不振、熱などで苦しい思いをしている状態を見るのがつらい。」
いやぁああ、これはつらいわ。想像するだけで苦しい。
この具体化は本人にちゃんと聞いて確かめましょうね。
原因を考える
「私は、親が日常生活を送る上で支障があるぐらい体調を崩し、体の痛みや吐き気、食欲不振、熱などで苦しい思いをしている状態を見るのがつらい。」
次です。
親が、体調を崩す原因はなんでしょう。
考えられるものとして、友人に箇条書きにしてもらったところ
①祖父母の介護
②妹(小学生)の世話
③年齢
上記の原因が出てきました。
で、ここが重要なポイントです。
『原因は本人(親)に確かかどうかしっかり聞くこと』
おそらく、友人の悩みの矛先は、祖父母や妹に向けられます。
その前に確かめましょう。
友人にしっかり確かめてもらいました。
①祖父母の介護
②年齢
親の意見を聞いたところ、こちらが主な原因だそう。
妹の世話については、友人が気を回してくれていることで、負担に感じていないということでした。
因果関係を探る
では、挙げてもらった原因から、結果に至る根拠を探ります。
その前に、1つ確認です。
「体調を崩す」ことの一般的な原因は、
①体力の激しい消耗
②環境からくるストレス(人間関係から気温、気圧等も含む)
③回復できる環境が整っていない(適度な運動、睡眠、食事)
主に上の3つであるという前提のもと、話を進めます。
<結果:体調を崩す 原因:祖父母の介護>
体調を崩す原因は祖父母の介護である。
理由は2つある。
まず、介護には体力が必要であり、家事や仕事をしているのに加えて介護も行っていると、体力の消耗が激しいからである。
次に、祖父母は自分のことで精一杯であり、人への配慮がない。介護をしてくれる親への配慮は乏しく、義理の父母である祖父母に気をつかう親としては、精神的ストレスが大きいからである。
<結果:体調を崩す 原因:年齢>
体調を崩す原因は親の年齢である。
理由は2つある。
まず、親は50代後半であり、回復能力は年齢相応である。そのため、体力の激しい消耗によって起きる体へのダメージも、30代、40代と比較すると大きい。
次に、更年期障害がある。更年期障害がもたらす体の不調は、本人にとって苦痛である。精神的ストレスももたらす。
整理ができました。
しかし、このままでは不十分です。
これも一つ一つ検証してみること。確かめること。
どちらの問題を解決するのか
ここまで分析してきたのは、自分以外の主語です。
正直いうと、自分以外の主語を解決に導くことってめちゃくちゃ難しいです。というか、ほとんど失敗に終わる気がする。
自分以外の主語の問題を解決する時は、とにかく一人でやらないこと。
でないと、推測のまま結果を導いてしまいます。
でも、苦しい姿を見ていて耐えられなくなる時もあります。
原因だと思う誰かを攻撃したくなる時だってあります。
それでいいです。そこに、あなたの本当の気持ちを見つけてください。
見えてくる思いは、
「もうわたしのことを傷つけないでほしい」
「本当はわかりあいたいのに、悲しい」
だったりする。ずっと押し殺してきたものだと思う。
自分のことを救えるのは、最終的に自分だけです。
誰かがどれだけ手を差し伸べても、その手を取るか決めるのは自分です。
同じことが、他人にも言えるのです。
だから、あなた自身がどうして苦しいのかなって考えてあげてください。
それは、大事な人と自分を重ね合わせているからかもしれません。
大事な人を助けられなかった後悔を、自分に残したくないからかもしれません。
それがわかって初めて、解放できる思いがあるんじゃないかなぁ。
そうしたら、自然と問題がなくなることもあるんじゃないかなぁ。
と、思います。
悩みを知るということ
あぁ、なんか今回、沁みました。
嫌な思いすることっていっぱいありますが、そのぶん気づけることもいっぱいあるよね。
今回のまとめです。
①悩みの特徴を知りましょう。文は自己完結ですか?そうじゃないですか?
(自己完結型の場合→https://note.com/shiroikoibito/n/ne1fb7ee0ad1b)
②言葉を具体化しましょう。どういう状態なのか、深く考えて。
③原因を考えましょう。本人に確かめることを忘れずに。
④因果関係を探りましょう。これも確かめて、事実だけで考えましょう。
⑤問題解決の方向を決めましょう。ゆっくりでいいです。あなたのことだけ考えてください。
悩みを知れば、必ずしも解決に繋がるとは限りません。
でも、知らないままって苦しいです。
思い切って立ち向かう。悩みと向き合う。
その後押しができたら嬉しいな。と思います。