みんなと一緒って本当に良い?
みんなと一緒って何だろう
幼稚園や保育園では、自由な時間も多くありますが、集団での教育の場でもあります。
片付け、お昼、クラス活動などみんなでやる場面では、みんなとやっていない子どもがとても目立ちます。
そして、小学校では座っていられる子ども静かに話が聞ける子どもが求められ、一年生までにある程度みんなと一緒に行動できる子どもを育てている必要があるように感じます。
みんなと一緒ができない。そんな時、どのように声をかけますか?どう感じますか?
みんなやっているのに、1人だけ違うことをしていることに対しよく耳にする先生の言葉掛けは
・みんなやっているよ
・みんななにしてるかな?
・今は、やる時じゃないよ
・なんの時間か分かる?
と、集団での行動を意識できるような言葉掛けであったり
・これがやりたかったんだみんなまってるよ。
・嫌だったね。じゃあ、どうする?
など、気持ちを受け止めてから援助をしていくことであったり、
その時の状況や子どもによっても掛ける言葉は違うと思います。
もちろん。正解はないですし、子どもの気持ちを向けることができる先生方もたくさんいるかと思います。
しかし今回は、みんなと一緒って何だろう。という疑問です。
そもそも、何故、みんなと一緒にやらなければいけないのでしょうか。
協力することで、一人ではできないことができます。
力を合わせるということはとてもパワーがあります。
周りの人を大切にし、心から感謝をするということはとても大切です。
みんなと一緒。その経験はとても大切です。
ただ、みんなと一緒にとても違和感を感じることがあるのです。
その違和感とは、みんなと一緒。そのきっかけが強引であったりかなり意図的であったりと、子どもたちが本当に感じている気持ちではなく、教師側の意図と間違った価値付けによって、出来上がったみんなと一緒という価値観のように思います。
みんなと一緒だといいよね!
みんなと一緒にできて、すごいね!というように
みんなと一緒が良いと子どもが感じるのでなく、みんなと一緒にいることは良いことなんだと子どもに価値観を持たせることに焦点が当てられているように感じます。
みんなと一緒がいい!!
子どもはきっとみんなとやりたかったらやりますし、話を聞きたかったら聞きます
大切なのは、子ども自身が感じること。
みんなと一緒が良い。その価値観を一方的に与えることには、共感ができません。
みんなと一緒にできないことがそんなにダメですか?
感じること、実際にやっていること、毎日悩みながら頭の中がぐるぐるしております。
みなさんの価値観をお聞きしたいです。
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