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【漫画で学ぶ】ルフィから学ぶ「生き方」
こんにちはto.shi-roです。
「価値観」が変わり、目に見える世界そのものが変わって見えてきた。
という経験をしたことってありますか?
違う角度から観るだけでそのモノの違った側面が際立つという事があります。
その様に感じれるのも自分が変化したからだと言えるでしょう。
「変化=成長」と取れるなら嬉しい限りです。
ではこれを逆にすると、「観る角度を変えるだけで自身の成長を促す」というふうにもとれるでしょう。
「世に溢れる作品を色々な視点を持ってみてみる。」
それはとても楽しい事でもあり、自身の成長を促す事にも繋がります。
今回は「生き方」をテーマとして大人気漫画ワンピースのルフィから私が学んだ事をまとめてみました。
誰かしらの気づきになれれば幸いです^_^
今回の投稿の発端は先日ラーメン屋に入った際、漫画コーナーにあったワンピースを久々に手に取った事にあります。
そして、「このセリフってなんか深くね?」って思ったシーンがありました。
それがコレ
この感覚を深掘りし、更にはルフィの「生き方」について考えてみました。
ワンピースはもう誰もが知っている大人気作品。私も例外ではなく大好きです。
特に昔からブレる事の無い「メッセージ性」が強い事が特に魅力だと思っていました。
その気づきのごく一部を発信させていただきます。
○行動の指針となる夢や目的を持つという事
この上記のシーンは
ビックマム編にてサンジが仲間や恩人のために皆と離れる決意をした際、ルフィと衝突した時のシーンです。
ルフィは引き止めるナミの声も聞かずにひたすらサンジに執着します。
私は以前このシーンを見ていた時、少しモヤモヤしました。
ルフィの事が好きだからこそ、何かに「執着」する姿など見たくなかったからかもしれません。
しかし、
以前とは違い、今回このシーンで感じたのはルフィの揺るぎない目的意識です。
つまり海賊王になる為にはサンジの存在が欠くことが出来ないくらい必要なのだという事です。
突然ですが
あなたには夢や目的となる指標がありますか?
私は生きる上での指針となるものをずっと模索していました。
確かな指針を掲げている人ほど輝かしい魅力を出し、大きな成果を生み出すものです。
だからこそ人は生きる意味の様なものを考えるのでしょう。
ルフィは正に目的のために生きている存在としてもっとも有名と言える存在です。
その「生き方」は多くの憧れを生み、物語の内外に関わらず目を離せないくらいに人々を魅了します。
例えば「オレはお前がいないと嫌なんだ!!」ではルフィが本気で言葉で伝えたいと思っている事は決して伝わりません。
観ている側の感覚としてもモヤモヤが発生してしまうかもしれませんね。
「オレが海賊王になるにはお前が必要なんだ!」
これが真にルフィが伝えたかった事なのです。
上記のシーンでルフィがサンジに固執したのは具体的でより明確な目的があるからこその言葉と言えるでしょう。
ここで前提となるのがルフィは決して大海賊になりたいのではなく、「海賊王」になりたいのだという事。
目的がより明確であればあるほど何が必要で何が不要なのかはわかってくるとも言えるでしょう。
ルフィはウソップのように「偉大なる海の戦士」になりたいわけでもなければ、キャベンディッシュのように「人気」を得たい訳ではありません
そもそもルフィはこの時すでに5億ベリーを超える賞金首。世界政府からも世界そのものからも一目置かれる大海賊です。
ウソップやキャベンディシュからすれば目的を果たしたとも言えるかも入れません。
しかし、ルフィにとってソレは過程であり目的を達成しなければ何の意味もないのです。
そしてその過程として「偉大なる海の戦士」や「人気」があるからこそ多くの仲間を引き寄せるのでしょう。
「引き寄せの法則」です。
そして上記の言葉は目的の為に「何が必要で何が不必要なのか」が分かっていたからこその言葉なのだと感じました。
ルフィはサンジに執着したのではなく常に自分の夢に固執しているのです。
自分の夢を追う事が多くの人の幸せにも繋がると言ってもいいかもしれません。
そもそも夢を実現した未来に固執する事には本来なんの恥も衒いも必要ではありませんよね。
次にその様に自身の夢や目標を貫くため、より実現に近づくためにやるべき事についてです。
〇「宣言する事」の費用対効果
このセリフを知らない人いませんよねww
コレは正にルフィが自身の夢を宣言したシーンです。
そしてこのシーンは物語の全ての伏線となります。
同時にこのシーンには物語の内外で様々な効果がある事を感じまでしょうか。
物語内で言うと
・一見破天荒に見えるルフィーの行動原則がわかる
・「なりたい!」ではなく「なる!」と宣言する事で意思の強さ「こいつはもう既に口だけではないな」を連想させる
・「なる!」と宣言する事で聞く側がより明確に未来を描き、その未来に繋がるルフィの「今」に焦点をおいてしまう
物語外で言うと下記のマーケティング効果もあるでしょう
・読者や視聴者のメンタルモデルを作り上げられる。
(「この主人公が「海賊王」になる話なんだな」と観る前から想像させられる)
・「海賊王」という造語で引き付ける事が出来る。
・目標に向かって突き進む上での「感情」を共感しやすくする
宣言をするという事にはこの様に多くの副産物ともいえる効果を生み出します。
しかし、「宣言をする」というのはなかなか勇気のいる事のように感じてしまうものですよね。
でもここに疑問をもってみましょう。
勇気がいるとは言っても何かを代償にしてという事もなく「何かを失う」訳では決してありません。
しいて言うなら「恥も外聞も捨てて」とも言えますが、
そもそも「恥」や「外聞」などというモノは決して持っていたくなどないはずです。
宣言するだけでその様な不要なモノは捨てられるのです。
宣言するだけで不要なモノを捨てられ、より必要と欲する物が手に入る。
正に究極の生産性。
費用対効果抜群ですね。
要は言ったもん勝ちという事です。
では次に宣言して目標に向かう、もしくはその前の準備として必要となるモノ「価値観」についてです。
〇「価値観」というたった一つのルールに従えば目的は達成される
ルフィには世間からの評価などに左右される事のない揺るぎない価値観があります。
それがコレ
この「誰よりもより自由に」という価値観にしたがって「今」その時々での選択をしているだけなのです。
ルフィの夢や目的のみならず選択や行動を支えるのはたった一つのルールだと言えます。
それがこの価値観です。
このシーンでルフィのファンの方なら
「より自由に!というなら、むしろあなたもう海賊王やん!」
とすら思った人もいるかもしれませんね。
「海賊王になれば自由を得られる」のでは決してないのです。
「今、誰よりも自由だ!」という価値観を貫いたからこそ海賊王と人から呼ばれる様になるのでしょう。
この様に「海賊王=自由」なら「今、もうすでに誰よりも自由でいる」という価値観にそった選択をする事が大切なのだとルフィは知っているのです。
そして「より自由に」という価値観で生きるルフィの日々の行いから皆がルフィならきっと海賊王になると確信します。
と言うか、
「価値観に従って選択し行動する」と言う事は目的をもう既に達成したことと同じというくらいに疑いようをなくしてしまうのです。
そしてこの価値観に触れた人々は「偉大なる海の戦士」「人気を得る」などの自分の夢を載せて助け合う事が自身の夢を叶える最良の方法だと感じて仲間となります。
言い換えれば
自分の価値観に沿って選択し、行動していれば利害関係の一致した真の仲間が自然と集まると言えるでしょう。
そして起きる出来事について価値観という芯を沿って必要か不必要かを判断すればいいのです。
価値観という強い信念をもって選択し続けているルフィは良い事も悪い事においてもも必要か否かを見極める事に長けているとも言えます。
更には自分の役割を的確に判断しているとも言えるでしょう。
必要と判断した例なら
シャボンディ諸島で「勝てない」と認め、「逃げろ」と指示する事が必要と判断したこと。
また、より自由であるために「強さ」が必要と判断し2年の修行期を設けた事などがあげられます。
不要と判断した例では
決別のシーンが挙げられます。
ビビとの別れも例外ではないですが、特に印象的なのは進めなくなったメリーとの別れなどがそうですね。
メリー号の弔いのシーンは思い出しただけで泣けます。
海賊王になる!という強い意志を知っているからこそ多くの共感を得たシーンですね。
他にも「不要な事はやらない」その良い例としてはナミ編でのルフィの行いがソレと言えます。
(この話はまた次回にあげさせていただきます。)
これらは全て「より自由な海賊になるためにはどうしたらいいか」とたった一つのルールによって選択した事と言えるでしょう。
しかし、価値観を基に目的を達成しようとする場合は一人の「意識」だけでは到底貫くことが困難な場合があります。
メリー号との別れの時、さすがのルフィも動揺します。
しかしゾロなどの助言によりルフィは船長としての自分の責任で苦渋の選択をします。
仲間が支えてくれたからこそ、迷わず選択できた事と言ってもいいかもしれません。
いかに明確な価値観を持っているルフィすら葛藤する事態、それが決別なのです。
そして「決別」は同時に目指すものが明確であればあるほど逃れられないという場合もあるのでしょう。
人は自分が原因で何かを失う事を恐れます。
そしてその「恐れ」から選択をする機会を失うと「停滞」を生んでしまいます。
そうならないためにも支えとなる仲間を欲してしまう。
でも実は逆なのです。
仲間を欲するだけでは「仲間が必要」とは決して言えません。
まずは自分が己の価値観に従ってい今を生きてこそ、仲間が集まり、必要と思う頃には「すでにいる」となるのでしょう。
何事も自身の価値観に従った行動からでしか何も生み出さないとも言えるでしょう。
そしてもう一つ、物語をより楽しませてくれるのと同時により目的に近づかせるもの「感謝」です。
〇溢れるほどの感謝はより多くの感謝を生み、他を魅了する
ルフィは海賊であるのにもかかわらず、多くの感謝を生み人々を魅了する事が出来ます。
ルフィが図らずともこれほどまでに多くの感謝を集めてしまう事に欠かせないのが強いシャンクスへの感謝の気持ちがあるためだと言えるでしょう。
私の好きなYouTubreのマコなり社長も
自身のコップから溢れた分でしか「与える事」は出来ない
と言っています。
余談ですが
シャンクスかっこいいですよね。
人気投票でも登場回数が極端に少ないにも関わらず、ルフィ、ゾロに次いでの3位!
むしろ1話では主人公のルフィはただのガキでシャンクスが主人公だとすら思ってしまう程です。(そこが作者の狙いなんでしょうけども)
物語内外でそれほど強いカリスマ性を持った存在のシャンクス。
読者の方でも「シャンクスが四皇だ」と知らされた時、驚きよりも「やっぱりね」という感覚を覚えた方は少なくないと思います。
そしてルフィが「海賊王になる」と言う目的の他に立てた目標といえば、「麦わら帽子をシャンクスに返す」ということも有名です。
始めにこの約束をした事が物語の今後の展開をより面白くした事と言えます。
なぜならば得体の知れない「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」を追う物語というだけでは物語の概要が掴めません。
しかし、シャンクスに再開する事がルフィが海賊王になる事と同等なくらいのワクワクを呼んでいることは確かであり、更にはそのシーンならば想像が出来てしまうことが何よりも良いところでしょう。
そして、この様に圧倒的カリスマ性を誇るシャンクスとルフィを結びつけるのに不可欠だったのは恩人と呼べるほどのルフィのシャンクスに対する感謝の気持ちです。
1話にて自分のせいで片腕を失ったシャンクスに深い感謝を載せて必ず自分から会いに行くと約束します。
ルフィが多くの人々から寄せられる感謝はこのシャンクスへの感謝が溢れたものだとも言えるでしょう。
この様に「感謝を表現する事」を目標と設定する事で目的の達成がより具体性を増すことがあります。
しかし、気を付けなければいけないのが感謝を「伝える事」を目標とするのではなく、感謝を「する事」自体を疎かにしては決して伝わらないという事です。
ワンピースの1話の様に他者に命の恩人とも言えるほどの多大なる感謝を寄せる例は稀有な例です。
この様な例でしか「溢れるほどの感謝」が出来ないわけでは決してありません。
小さな感謝を積み上げればいいだけなのです。
しかし考えてみれば、感謝が伝わるまでには一定の時間や方法があるでしょうが、「感謝する事」には誰にでも今すぐ始める事が出来るのです。
そして溢れるほどの感謝をしたら自分一人で持ちきれなくなり、分かつ事とつながります。
それが「伝わる」事だといえるでしょう。
しかし、命の恩人という程の恩もなくルフィの様に「海賊王」や「シャンクスに再開する」という夢や目標がないとどうなるでしょうか?
そう「溢れるくらいならこれ以上しなくてもいいや」となってしまうのです。
要は夢や生きる目標となる目的がないと「自分の器を超えてしまわない様に」と勝手に限界を決めてしまうのです。
しかし、感謝などの感覚はそうそう器から漏れ出すという事は無いように感じますよね。
それは、「自分の器は小さい」と認める事が出来ないからだと言えるでしょう。1話のルフィが正にそうです。
そして、自分の「器」とは始めから大きければいけないという事では決してないのです。
「器」は実は小さければ小さいうち程、容易に溢れさせる事、つまり分かち合いやすいとも言えるでしょう。
そして溢れさせれば溢れさせるほど「器」は徐々に大きくなっていくのです。
つまりは誰でも感謝を沢山すれば「分かち合う」ことは出来、自身の器を大きくする事が出来るという事です。
しかし「溢れさせる」という事に人は少なからず躊躇してしまう事がある事を覚えておくといいでしょう。
溢れさせるには勇気がいるとも言えます。
例えば
子供がコップに飲み物を注ぐ際ドキドキする感じと似ています。
「おっと!」や「危ない!」または溢れたなら「もったいない」とつい思ってしまう事です。
しかしそれは全くの間違いで、恐る必要など実はないのです。
恐る恐るというのが良くないだけです。
逆に勢いさえあれば溢れさせる事には爽快感すら覚える事もまた事実です。
並々に溜まったお風呂に勢いよく入る事や漫画の表現でよくある、お酒をガブガブ飲むシーンで想像つくでしょうか。
どちらも爽快感を感じますよね。
溢れるほどの感謝をするという事も全く同じです。
やり過ぎという事は決してありません。逆にやりすぎたくらいの方が爽快感を生み、自身や他者へも良い影響を及ぼすといえるでしょう。
物語でも自分の命の為に片腕を惜しみなく差し出したシャンクスへのルフィの感謝は計り知れない物だと言えます。
しかし「麦わら帽子を返しに来い」という設定がなければ、その代償のあまりの大きさに押しつぶされてしまう事もあったかも知れません。
これによりルフィはシャンクスへの感謝に報いるためにも、自分の価値観に従って夢を追う事が感謝に報いる手段だと知るのでしょう。
そしてその行動は本人の意図とは関係なく「より多くの人に感謝を回す」事に繋がるのです。
コビーはそのいい例ですね。
〇まとめ
ワンピースについての気づきは沢山ありますが今回はこのくらいにしておきます。
ですが次回は私が特に感動し、その感動の理由を深掘りしたシーンについて投稿します。
私には過去に執着し、自分の今を嘆き、少し進んではまた嘆きと…不毛な葛藤に嫌気がさしていた過去があります。
その私が改めて見て気づきを得たのがこの
「お前がいないと海賊王になれねぇ‼︎」です。
私もルフィの様に確たる未来を見て明確な価値観を示し今を生きよう!と思いました。
また、私は本や映画、漫画が好きです。
好きな作品であればあるほど「何度か観る」ということ皆さんもあると思います。
その時、この投稿の様に以前にはなかった気づきを何故か得られた事ってないでしょうか。
今回は誰もが知っている「ワンピース」を題材としていますが「私はこのシーンが好き!」「このシーンでこんな気づきを得た」という意見や、他にも「メッセージ性が強いおススメの作品がある」って方、コメント欄より教えていただけると嬉しいです!
ではまとめです。
①夢を持って生きましょう。
何歳になっても夢は持つべきです。それたけであなたを支援してくれる仲間が絶対に現れます。
②夢を宣言しましょう
それだけで不要な物を必要な物に変える事が必ず出来ます。
③価値観をメモに書いておきましょう
価値観に従って生きる。それだけで仲間が出来、夢は必ず叶います
④感謝を沢山して器を大きくしよう
親や家族へ感謝の気持ちを伝えましょう。まずはそこからです。
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