今よりプラス方向にシフトする方法
まずは、ちょっと乱暴だけど
今の自分のメンタル状態が『プラス』か『マイナス』か分けてみます。
どっちに区分したかで、方法は変わります。
まず、メンタル状態『プラス』の人は、よりアグレッシブでより行動的な人の動きや考えにひたすらインスパイアされてください。
プラスの影響を受けて、さらに追い風になることでしょう。
ここでフォーカスするのは、そうではないパターンです。
「メンタル状態が『マイナス』な状態」
今の自分をそう自己判断した人は
上記のやり方だと
自分との落差にさらに落ち込むことが多く、おススメできません。
啓発本読んだり、インフルエンサーの言葉を聞くだのして
たいてい一瞬アガりますが
その後のギャップにさらに落ち込むケースが多いことかと思います。
そこでおすすめなのが
「自分よりさらに辛い人がたくさんいるのを知ること。」
こんな風に書くと
「なんてモラルのないアプローチ」
と思われる人もいるかと思いますが、目的はなんとしても少し良い方向にシフトすることに置くとして、あえてスルーして頂けたら幸いです。
実際問題
メンタルが落ちているというのは
自分自身への目線ががっつり自分自身の内側に向きまくっていることが大きな問題です。
問題そのものが「-4ポイント」あったとして
それを見つめる自分の目線の在り方が「-6ポイント」。
つまり「体感的」には「-10ポイント」となります。
気分は絶望的ですが、ここで「目線の在り方」を変えてみます。
「自分よりつらい人」に目を向けてみるのです。
すると、「-4ポイント」の問題そのものは変わらないのに
問題への向き合い方が少し変わります。
冷静さが発生するためです。
冷静さを手に入れたら、-4ポイントへの対策をとれるように
思考状態が変化します。
なぜそんなことが言えるのかというと
私自身が先日それを体感したからです。
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海外の企業からの委託で、日本のサイトの広告や記事の品質向上を行う在宅バイトをしているのですが
今回の内容は
「指定されたツイッター記事から『自傷』『自殺願望』を含む内容をピックアップしていく」
というものでした。
「自宅で死ぬ方法」とか
「今日はこのまま一瓶(薬を)飲みます」とか
そういうツイッター記事の羅列から
「これは自傷・自殺願望アリorナシ」
と区分していきます。
―とまあ、なんと自殺願望者の多い事。
中にはリストカット後の血まみれの写真を自慢げに載せているのもあります。
日付をみるとここ2・3日のツイッター。
つまりほぼリアルタイムの情報というわけです。
当初はグロさとリアルさが辛すぎて
「こんなの見たくない。今回は止めておこう」
という気持ちが出ていましたが
だんだん慣れてきたので
「今日だけならまあ、いいか。」
と、目を細めながら(写真が飛び込んでこないように)作業を進めていたんですね。
そして、終わったあと
最初に出てきた感情は第一に
「これで、つらい言葉や写真を直視せずにすむ」
ということ。
次に出てきたのが
「自分の生活が、ずいぶんマシなものに思える」
という、公に堂々とは言えない、それでいて正直な感覚でした。
同じ日の夜、私は夫とのコミュニケーションの中で胸が痛むことがありました。彼は他人に対して不満があると、自尊心の根っこのところを痛めつけるのに適した言葉をジャブのように与えるほとんど言葉の使い方の癖みたいなものがあるのですが、慣れているとはいえ、やはり相当ツライ気持ちになるもので。
―と、その時、これまでと違う感情が出てきたのです。
ふと
「今もリストカットをしているあの人たち」
が突然脳裏に浮かんできたのです。
すると、癒しにも似た気持ちが出てくるではありませんか。
(本当に、公にはいえませんが)
褒められる考え方ではないのは承知です。
それでも「-4ポイント」が「-4ポイント」として感知できるだけで
自分にとっては大きな変化でした。
もちろん、目指したいのはメンタル「プラス」からのさらにプラスですけどね。