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同居の距離感が苦手な人が、家庭を維持する方法

3日前。
ふつうにトイレットペーパーが切れたので、買いに行って1つ購入して帰宅したタイミングで、LINEで
「コロナウイルスの影響でトイレットペーパーの買占めが」
という情報が。

「いや、たった今買って帰宅したところだけど、ハテ?」
と別件で行ったスーパーでトイレットペーパーコーナー見たら、なんとすっからかん!

噂が広まるスピード感を肌で体感!

トイレットペーパーなくても全然大丈夫だけどね。
日本にはウォッシュレットという優れた文化があるのだから。
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さて。
「HSPをはじめ同居の距離感苦手な人が家庭を維持する方法」
というテーマでお届けします。

結論から言うと
「冷静に『生まれつき過敏である』ということを伝え、静かな時間と空間を確保しよう。」
ということ。これは子どもたちに対しても同様です。

ポイントは「冷静に」ということ。
「あなたを拒否したいわけでない」というニュアンスがかなり大事になります。

夫と子ども3人がいてこんなことを言うのもなんですが
誰かが同じ家に住んでいるというのは、多大なストレスです。
大きな理由はこの2つ。

1. 誰かが常にしゃべりかけてくる(常に音が鳴っている状態)
2. 夫の不機嫌が伝染してくる。そして自分の不機嫌が倍返しで跳ね返ってくる。

「1」は主に子どもたち、「2」は私と夫の関係性です。
数か月前まで、自分の過敏さが意識できていなかったので、特に産後から数年間は「1」と「2」がものすごい勢いで渦巻いていたので、家の中も心の中もボロボロでした。
ネガティブ要素にだけフォーカスしたら、控えめに言って地獄。
子どもたちへの愛しさとポジティブな瞬間と、そうではない時間との落差。混乱したり救われたりしながらも、逃げ場がなくて実際に3回ほど精神と肉体を病みました。(実際、弁護士の先生にも相談しましたが、お金の問題と心の問題でつまづき果て、今に至っています。)

ちなみに
夫は、機嫌が良いときと、社会的な場では非常にやさしくておおらかで愉快な人ですが、「家族」という近い距離が苦手。
つじつまが合わないことや曖昧なことが許せないタイプなので、家族のだれかの行動が気に障ると、即座に突っ込み、時に怒鳴りつけます。それでいて、「家族の良い側面には触れていたい」という愛情を求める気質も共存しているため、同じ家に住みたいという執着は強めです。家族が彼の想定内の動きをしていれば、むしろ愛情深いのですが、言語表現が至らなかったり、分かりづらかったりすると、とたんに不機嫌になります。
わりと温和な父のいる家庭で育った私にとって、夫の数々の反応はモラハラにすら感じていました。
当然のように、私は心の中でずっと夫を責めていたし、それ以上に自分を責めていたし、何より状況を改善できない無力さに絶望していました。

でも、今思うのは
「彼には彼の抜き差しならぬ心理状況があった」ということ。

私が
「HSPなので、どうしても他人の心に敏感になってしまって痛い」
という理屈を通すのなら

夫が
「家族のアラが気になって、怒らざるを得ない」
という心の自動的な動きも、受け入れねばならないわけです。


そう。いつだって可能な対策は
『自分』がどうするか?
ということ。

相手を変えることは、できません。
みんな自分の「正義」で生きているからです。

摩擦が起こった場合、進むべき道は2つ。

a)去る
b)現実的に対処する

私はさしあたって「2」を選びました。
だとしたら、進むべきは「自分にとっての最善策を考える」。
これ以上にないわけです。

過去の摩擦の痛みを忘れることができればよいのでしょうが、忘れることはありません。
むしろ、その考察を生かすことも大事です。
そのうえで

「現実的に実現可能な自分にとって最善とは?」

と考えます。私の場合はこんな状況が浮かびました。

■夜ごはんは子どもたちに早い時間に食べさせ、夫がなるべく子どもと一緒に食べなくて済むようにする。一緒に食べるときは、子どもたちの行儀作法が気にならないものにする。(手で食べれるサンドイッチやお弁当箱にするなど。)
■部屋を分ける⇒たまらなくなったら、仕事とかこつけて自然に離れることができるようにする。
■週末は少なくとも1時間、静かに没頭する時間を作る。
■月に半日は、自分の趣味のために一人きりで外出する時間を作る。
■コミュニケーションの際は口角を上げる。

些細なことですが、現実的な言葉にすることって大事だなあ、と思います。

あと、すごくポイントなのは
「一般論を持ち込まない」
ということ。

「でも、家族はみんなでごはん食べるべきじゃ…?」
だの
「でも、それなりにケンカだって必要でしょ。」
だの

そんなの、どうでもいいのです。
家族みんなでごはん食べれば張り詰めたり、ケンカがケンカで終わらない家だってあるのです。

あくまで、「自分にとって現時点での最善」であればよいのです。

これは
おススメ。

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