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無題

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名もない日常を、淡々と。
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2019年5月の記事一覧

無題-overture[encore!]- (Act:0)

overture 小学校を卒業する。その事柄は、人生においてはあくまでも通過点に過ぎない。
 長い人生の中のたった六年間。一つの校舎に毎日向かって、友人達と無我夢中で遊んだ。それがとっても楽しくて。それが人生における、一つの糧となる。
 しかし、中学生になったら、そうはいかない。
 自立……とまではいわないけれど、色々な感情の変化を、着慣れない真新しい制服を着ることで感じた。いや、感じざるを得なか

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無題 Act:1 『また明日』

唯「さあ、帰ろうか」
蛍「おう」
唯「下校前に忠告しておくけれど」
蛍「なんだ?」
唯「襲うのはやめてくれよ?」
蛍「襲わねえよ」

唯「ボクが『帰ろう』と言った瞬間に……」

『ゲヒヒ、今回はどんな犯し方してやろうか』

唯「……って目をしていたよ」
蛍「一度も言ったことねえぞ」
唯「一度もイッたことない!?」
蛍「違う!」

唯「なるほど、ボクの身体では満足できないということか……」
蛍「何の

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無題"School Festival Rhapsody"-学園祭狂騒曲- (Movement:1)

蛍「もう学園祭の準備が始まるのか」
唯「そうだね。高校の学園祭となると、中学の頃よりも一層本格的になるだろうから、ボクは楽しみだな」
蛍「放課後に残ったりもすることになるのか……めんどくさいな」
唯「ふふっ、君が言うのはおかしいんじゃないかな?」
蛍「なんでだよ」
唯「学園祭実行委員なんだから」

蛍「四月の委員会決めで誰もやらなかったからな」
唯「ボクらの学校の学園祭は凄く力が入ってるって有名だ

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無題"School Festival Rhapsody"-学園祭狂騒曲- (Movement:2)

蛍「あれ」
唯「やあ」
蛍「先に帰ってても良かったのに」
唯「そういうわけにもいかないよ」
蛍「なんでだ?」
唯「たった一人の教室で君が……ナニをするかわからないからね」
蛍「しねーよ何も」

唯「まだ出し物は決めていないけれど、大丈夫なのかい?」
蛍「そうだな。実行委員の集まりでも今週中に決めて報告するようにって言われた」
唯「じゃあ今度の帰りのホームランで決める予定か?」
蛍「帰りのホームルー

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無題"School Festival Rhapsody"-学園祭狂騒曲- (Movement:3)

蛍(結局昨日はとんでもないことになっちまったな……)
蛍(登校する時もいつもなら先に待ってるはずなのに、待ち合わせ遅れてるし)

唯「やあ」
蛍「ん、来たか……って、なんだその顔!?」
唯「あはは、ちょっと、昨日眠れなくって」
蛍「何があった」
唯「な、ナニも!」
蛍「その返しはやめろ!」

唯「ふふ、いつも通りのボクだろう? ちょっと寝不足なだけさ」
蛍「顔の違和感がスゴいんだが」
唯「君がボク

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