白井太一朗

グッドメロディとポエトリーリーディングを掲げ、関西を中心に活動しているミュージシャンです。 誰でも知ってる言葉で、誰にも書けないものを書きたい。 リアルとフィクションの間を行ったり来たり。リアル多め。固め。濃いめ。

白井太一朗

グッドメロディとポエトリーリーディングを掲げ、関西を中心に活動しているミュージシャンです。 誰でも知ってる言葉で、誰にも書けないものを書きたい。 リアルとフィクションの間を行ったり来たり。リアル多め。固め。濃いめ。

最近の記事

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note、始めました。

みなさま、はじめまして。 シンガーソングライターの白井太一朗(164cm/60kg)と申します。 本日より、note、始めてみます。 そんなに頻繁に更新するかと問われるとそうでもないかもしれませんし、もしかしたらめちゃくちゃ更新するかもしれません。 みなさまの丁度良いペースでお付き合い頂ければ幸いです。 有料記事も書くつもりなので、「お、こいつ、良いやんけ」と思ってくださる方はご支援いただければ幸いです。有料記事に関しては、音楽活動資金に充てさせて頂ければと考えておりますので

    • During Summer Snow

      思っていたよりもたくさんの人がnote読んでくれてて嬉しい。 僕の場合は「期待値は極限まで下げておく」タイプなので、「思っていたよりもたくさんの人」の「思っていたよりも」はみんなが「思っているよりも少ない」と思う。 最近はというと 細かく数値で管理することの気持ち良さを体感している。 何が?って話なのだけど、 主にはダイエットの話である。 ここ数年は健康ブームが起きていて これはもはや界隈では当たり前の話なのだろうけれど、 運動習慣よりも、食生活の管理が、身体の管理には大

      • overwhelmed

        よ、お前ら。 久しぶりやな。 しばらくソーシャルメディアから離れてたんやけど、元気にしてたか? 前々から思ってたし、 もはや当たり前のことやけど、 このオンライン空間は、 適切な距離の取り方を覚えないとアカンわな。 刺激的な写真やったり 文言やったりで 煽るだけ煽って 肝心のコンテンツは空っぽなんてのはまだマシで 人を傷付けることで閲覧数を稼いで その日のオマンマにする有象無象がわんさか。 それに影響されて 死体蹴りして笑ってる烏合の衆がウヨウヨ。 あいつら自分のこと

        • ゴリラげいう

          先日、東京の足立区の花火大会がゲリラ豪雨により中止になったのだけど、 おれ、その真横のマッドシティ川口に住んでまして 確かに信じられんくらいの雨が降ったんよ。 花火の音かなーとか思ってたら、めちゃくちゃ雷の音やって。 光速と音速は 光速の方が速いので 雷が光ってから 音が聴こえるまでの時間差でどのくらい近くに雷が落ちたかわかるって むかしラジオかなんかで聴いて 光ってから音が聴こえるまで3秒以内やと そうとう近いからかなり危険って聴いたのね。 それ以来、落雷が視界に入ると

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        note、始めました。

          とても馬鹿げていて素晴らしい。

          クソコラ画像を作った。 見ろよこれ、満員の武道館でおれが歌ってるんだぜ。 アホらしすぎてめちゃめちゃいい。 大体、夢は破れる。知ってる。 ただ、イメージできる未来は叶うということも感覚的にではあるけれど 実体験として知ってる。 跳び箱。 好きだった。 記憶はもはや朧げなのだけれど 6段までは余裕で跳べていた。 けれど、7段でロイター板を踏み込む瞬間に 「あれ?無理かも」と思った。 ここから急に跳べなくなった。 6段までは明確に跳び終えて着地するイメージまであったのに、だ

          とても馬鹿げていて素晴らしい。

          Lullaby

          自分の心を侵食してくる人間とは 是が非でも距離を取った方が良い。 言葉は本当に呪いになる。 はっきりと思い出してきた。 「できる」と思ったことしか出来ない。 どうしてこんな当たり前のことを 簡単に思い出せなくなってしまうのか。 もはや愛おしくもある。 別に無理やりポジティブになれって意味ではなくて 否定的なものを徹底的に排除するだけで良いのだ。 昨日のことを反芻している。 どうして誰も立ち止まらなかったのか。 たぶんだけれど、 前提として「止まるはずない」と心に予防線を

          フォロースルー

          路上ライブというものをしてきた。 結果から言うと特に何かが起きたわけではなかった。 過去を振り返ってみると、 5年ほど前に、ママチャリで大阪から東京へ向かい、道中で路上ライブをする、と言う謎極まりない企画をした以来の路上ライブだった訳ね。 路上ライブっつうのは、公道を使っているので、 基本的に条例違反になる。 し、そもそも音楽は各々の好き嫌いがあるので、 公的な場所で誰かの気分を害する可能性を孕んでいるとしたら それを積極的に行うと言うのは、どうも自分の倫理観に反するもの

          フォロースルー

          「コント、会社員」

          スマホから完全にSNSアプリを消した。 さすがにLINEだけは消せないけれど。 午前中はスマホをおやすみモードにして通知が来ないようにした。 多分SNSが良くないんじゃなくてスマホが良くない。 良くないっつうか、今の自分にはノイズが多すぎる。 物覚えが明らかに悪くなっていて、 きっとこれは年齢のせいなんだろうと思っていた。 どうにかして改善できないかと思って 記憶にまつわる書籍を読み漁ったところ、 記憶力は年齢とは関係ないということらしい。 5冊中5冊に、そう記述されていた

          「コント、会社員」

          胸元に投げろ

          誰でも発信できる時代になって 誰でも情報を受け取れる時代になって 玉石混交の中から ある程度確からしい情報をつかみ取れるようにテクノロジーは進化した。 無限に増えていく情報の中で 何が真実かを見極めないといけなくなったのだけど あまりにも情報が増えすぎて きっと発信している当人も よく理解しないまま発信していることがある。 これはまだ良いとして 最近は感情に訴えかけて人を動かす技術が発達し過ぎている気がする。 良い方向に使うのなら問題はないのだけど そもそも良い方向とはど

          胸元に投げろ

          街。

          たくさんのツケを払って生きている。 何も気付いていなかった。 努力や挫折や小さな成功、そしてその積み重ねだったり。 やりたいようにやってきたことには何の後悔もない。 お金を借りているわけではないけれど、 実はたくさんの人から色んなものを借りて生きていたんだと思うようになった。 前々から借りたものは利息付きで返すぞ、と意気込んでいたけれど、 本当にいよいよ返していきたい。 返せなくなってしまった人もいる。 いるけれど、その人が残していった人やものに返していくことはできる。 それ

          all i wanted

          4月。世間は祝日。 学生の頃はピザのデリバリーで休みなどはなく 時給1,200円でスタジオ代を稼ぐために アクセルを回し続けていた季節。 高校時代の友人が東京に来ていたので遊んだ。 男二人で上野動物園。 これは一体どういう状況やねん、と思いはしたものの、 パンダを見たり、ハシビロコウを見たりして ペンギンがやたらと生臭かっただけで 無駄に笑えたり。 夕方、ゴリラとライオンのいるエリアに向かったのだけれど、 もう閉館時間になってしまって 「まじでおれら計画性ないよなー」とか言

          ベッドの周りに。

          下駄箱を開けるとサンリオのキャラクターが描かれた桜色の封筒があった。 上履きの上に置かれたそれを手にとって 自分の名前が宛名に書かれていることを確認し あたりをキョロキョロと見回した。 誰にも見られていないことを確認し封を開けた。 それが人生で初めてもらったラブレターだった。 小学5年の頃だったので 詳しい内容は覚えていないけれど、 僕のことが好きだと書いてあり 放課後、どこかに呼び出してくれていた。 まだまだ幼かった僕は どうしたら良いのかわからず それを担任に相談し

          ベッドの周りに。

          ささやかなひかりを分け合って。

          うーん、と唸って 捻り出すことが制作の殆どで、 でもそれらの殆どは誰にも触れることなく 自分でゴミ箱に捨てる。 そんな中でスルスルと出てくる瞬間が ほんとうにごく稀にあって それは十中八九、本当の言葉だ。 本当の言葉ってなんやねん って言われると説明ができない。 けど、本当の言葉なのだ。 まだ出せた。 バンドの頃も含めると もう50曲くらいは人前でやっているのだけど、 まだ出せた。 まだ出せたので、まだやれる。 これが嬉しい。きっとこれが一番嬉しい。 もちろんそれらが評

          ささやかなひかりを分け合って。

          そんなわけないのにね。

          この瞬間に出会うために生まれてきたんやろうなと思えた日がいくつかある。 それはひとえにおれがそういうことを信じてしまう痛いやつだからというのが理由なんやと思うねんけども。 33歳になった。 誕生日バーガーキングは最高。世も末。 概ね人生は良好。 それなりの波乱万丈もありつつ、 「あ〜これはもうヤバいね、まじで笑えないね。人生終わったね」と思ったりした日もあった。 けんども、「そんな日もあったね」と笑い話にできるくらいには年齢を重ねてこれた。 とは言えど まだまだ若輩者だ

          そんなわけないのにね。

          執着するほどの今を。

          日常生活がただただ流れていき 生きてるのか死んでるのかもよくわからなくなったりする。 ただ実際のところ、退屈と引き換えにメンタルは安定していて 概ね楽しく暮らしている。 しかしだな、 やはりヒリヒリしていたい。 その時、私は生を感じる。 皆もそうだろう、と 投げつけるつもりはさらさらなく、 私がそうである以上、 そうあり続ける道を模索し続けるしかないのだ。 自分の時間が終われば 黙って透明人間になれる。 大きい小さいに関わらず スポットライトに照らされている時だけは 生

          執着するほどの今を。

          W.5436

          月一しか更新しなくなってしまった。 ふざけるな。もっと書きたい。 とは言えど、 心にも無いことをさも本心ですよ、みたいに書いてしまうのは良くない。 何が良くないって、それが当たり前になってしまうことだ。 人間にも慣性の法則はあると思ってる。 雰囲気でなんとなくやっていることが いつの間にか習慣になって それが運命になり、人生になる。 思考に気をつけなさい、 それはいつか言葉になるから とマザーテレサは言っていたようで これは本当に凄まじい教訓を残してくれたと思う。 ※