【読書感想文】自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと / 四角大輔さん
ご覧いただきありがとうございます!
今回から、キャリア形成や自己啓発の部門の書籍で、読んで良かった本を読書感想文として掲載していきます。
自分のための備忘録でもあり、あまり読書する習慣のない人のためのおすすめレビューだったりもします。
今回の読書感想文は、こちら!
四角大輔さんといえば、の書籍はいくつかあるけど、私はこの本が一番お気に入りです。
20代、と書かれているけど10代の学生さんも30代以降の大人も読める内容です。
とにかく「捨てること」について自分に問いかけることができる内容で、普段から本を読む方なら1時間程度でサクッと読めます。
ちなみにこちらは文庫版サイズなので小さめのカバンにも入って、通勤電車の中でも読みやすいです!
内容の要約
四角大輔さんの人生哲学である「自分彫刻」を実感できる内容です。
「捨てれば捨てるほど自分の感性が研ぎ澄まされて、自分の才能が引き出される」ということは具体的にどういうことなのか、50のことを通じて問いかけられている内容です。
物とお金
働き方
習慣
人間関係
ライフスタイル
人類史上最も自由で恵まれた時代に生きている私たちは、社会や周りの大人から発せられる「こうあるべき」「こうするべき」という概念に無意識のうちに縛られています。
何でもかんでも手に入るからこそ、選択肢が多くて選べなくなってしまうので、気づけば過剰な情報や物で押しつぶされていて、自分らしさを見失っています。
そのことにすら気づかず、ただ漠然と生きづらさを感じてしまっていることも…!
そんな現代の人たちに向けて、自由であり続けるため、自分らしくあり続けるために軽やかに生きるための50のヒントが提唱されています。
ちなみにこの本はミニマリストのバイブルとしても有名です。
ミニマリストしぶ さんも四角大輔さんのことを尊敬しており、四角さんの存在はミニマリストになるきっかけだったとお話しされています。
余談ですが、物理的に本気で物を減らす「捨て活」をするための考え方は、しぶさんの本にもたくさんヒントがあります!
この本をおすすめしたい人
・選択肢が多すぎて選べなくなっている人
・ノイズを多く受けてしまい生きづらさを感じている人
・捨てることができない人
・他人に影響されてしまう人
・ミニマリストに憧れている人
基本的には現代の日本社会に生きるすべての人に読んでもらいたい気持ちでいっぱいではあるものの、モノだけでなく人間関係や働き方にモヤモヤを感じている人に特におすすめしたいです。
読むと得られること
・自分で選択できるようになる考え方
・自分に必要な情報(もしくはノイズ)かどうか取捨選択する力
・決めつけを捨てて自分軸で生きる力
・嫌われる勇気
・「~べき」という固定概念を捨てる力
書き出すときりがないのですが、物とお金だけでなく、働き方や習慣、人間関係、ライフスタイルにおける不安やモヤモヤの根底にある「他人軸」的な考え方を一掃するためのヒントを得ることができます。
おわりに
私はミニマリストではないのですが、この本はバイブルのように定期的に読み返しています。
というのも、読むことで四角さんの人生哲学に触れることができ、ミニマリスト的な考え方に自分をチューニングできている感覚があるからです。
この本を読むだけで生きやすくなるわけではありません。
この本を読んで得た知識を実体験に落とし込んで、不要なものを捨てて何を残すか自分で選択することで、気づいたら自由に自分らしく過ごせていけるのだと思います!
情報や物にあふれたこの現代日本で生きる人の、漠然とした疲労感やモヤモヤを解消する入り口となるような、そんな本です。
↓四角さんのイベントに参加した時のレポートはこちら!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!