「エッセンシャルオイル知識」~No.4~Orange(オレンジ)
Bonjour!Shiori.yです。
今回はスウィートオレンジについて授業の復習。
前回のベルガモットに続き、しばらく柑橘系のnoteを投稿しようかなーと思います。違いも分かりやすいですし★
オレンジ、は主にビターとスウィートがあり、香りも異なっています。
柑橘系は往々にして気分を引き上げてくれる効果がありますが、スウィートオレンジはリラックスの効果もあるんです。
比較的精油の中でも手に入りやすく価格もお財布に優しいので、「もっている~★」という方も多いかも。
ではみていきましょう~!いざっ(*'ω'*)
精油情報
【精油情報】
・学名
└Citrus sinensis(スウィートオレンジ)
└Citrus aurantium(ビターオレンジ)
・科名
└ミカン科
・産地
└ブラジル、アメリカ合衆国、インド、スペイン、イタリア、エジプト、パキスタン
・抽出部位
└果皮
・抽出方法
└圧搾法、(水蒸気蒸留法)
・主な作用
└抗不安作用、高揚作用、刺激作用(消化器系、リンパ系)、消毒作用、神経強壮作用、鎮痛作用
・2次的な作用
└共感作用、去痰作用、鎮静作用
・禁忌・注意事項
└ビターオレンジは光感作性あり
・皮膚への強度
└普通
・酸化の速さ
└早い(12~18か月)
・ノート
└トップ~ミドルノート
香りをかいだ時に始めに感知するものをトップノートといいますが、その強度は軽く、温かく明るい朗らかな香りがします。
オレンジの香りは多くの人がしっていること、日本人なら冬場の”こたつにミカン”文化によって殆どの人がいい香り、と認知します。
14~16世紀にイギリスやポルトガル、スペインへ伝えられたといわれています。
オレンジの名称は、サンスクリット語(インド)のnagarukaまたはnaranga(香りのよい)という言葉からきていると考えられています。
また、
植物誕生の話をすると、スウィートオレンジは自然種ではなく、ポメロ25%(Citrus maxima)とマンダリン75%(Citrus reticulata)の交配種と考えられていて、ポルトガルオレンジとも呼ばれます。
ビターオレンジ(ネロリ)は、セビリアオレンジやビガラーデオレンジとも呼ばれます。マーマレードを作るときに使用するのはビターオレンジです★
主成分
【スウィートオレンジ】
モノテルペン類(約90%):d‐リモネン(~90%)、β‐ミルセン、カンフェン、ピネン、フェランドレン
モノテルペノール類(~6%):リナロール、α‐テルピネオール、ゲラニオール
アルデヒド類(~3%):オクタナール、デカナール、シトロネラール
ケトン類:カルボン(毒性低め、少量)
クマリン類:痕跡成分
【ビターオレンジ】
モノテルペン類(~93%):d‐リモネン、β‐ミルセン
モノテルペノール類(~3%):リナロール、α‐テルピネオール、シトロネロール、ネロール、ゲラニオール
アルデヒド類(~3%):ノナナール、デカナール、ネラール、ゲラ二アール、̪シトロネラール
エステル類(2%):酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、酢酸ネリル、酢酸シトロネリル
クマリン類:痕跡成分
殆どの主成分が、モノテルペン類のd-リモネンというもので成り立っているのですね。ふむふむ。
適用
落ち込み、無気力、不安感、不眠、消化不良、食欲不振、冷え、浮腫、セルライト
オレンジの香りをかぐと、気分ややる気をやさしく引き上げてくれます…★名称の通りの効果が期待できるのですね~!
使用例
万能精油です!存在が邪魔になることはあまりない精油なのでアレンジも様々に効きます。
お正月も終わり、
「なんだか太っちゃったなぁ。。。運動するにはまだちょっと寒いし。せめてできるボディメンテナンスはないものか…。」
という方向けに(そうでない方にも笑)。
ボディトリートメントオイルのブレンド案を記載します~ !
【使用例】~マッサージオイル(ボディ向け)~
・血行促進向け…ジュニパー、ローズマリーとブレンド
・セルライト向け…シナモンリーフ、ゼラニウムとブレンド
お試しあれ(*'ω'*)寒い冬ももう少し…。
風邪にはお気を付けくださいね★
ではでは、Au boir♪
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