石井しおり | ナレーター・MC | コトバテラス

声のお仕事をしています。 2011-2015 KBC九州朝日放送 2014-2018 uhb北海道文化放送 2018- シグマ•セブン ▶︎日本テレビ「ZIP!」(月)ナレーション担当 ▶︎BS-TBS「トレンド•クリップ」(土)ナレーション担当

石井しおり | ナレーター・MC | コトバテラス

声のお仕事をしています。 2011-2015 KBC九州朝日放送 2014-2018 uhb北海道文化放送 2018- シグマ•セブン ▶︎日本テレビ「ZIP!」(月)ナレーション担当 ▶︎BS-TBS「トレンド•クリップ」(土)ナレーション担当

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あなたは今日からナレーター

初めまして。ナレーターの石井しおりと申します。初投稿ですので、簡単に自己紹介をさせていただきますね。 ご挨拶および自己紹介昭和から平成になる数か月前に、東京都狛江市にて三姉妹の年の離れた末っ子として誕生し、幼少期は家族に溺愛されて(甘やかされて)育ちました。地元の幼稚園・小学校を卒業後、中高はダンス部の活動で「ライオンキング」のシンバや「アラジン」のジーニーになりきり、大学はバイト三昧でアイスクリーム店でハモったり、赤と白のアパレル店で店内アナウンスをしたりしていました。そ

    • 見落としがちな「滑舌」のワナ

      実は、ここ数ヶ月の間に"滑舌"に纏わる苦い現場に何度か遭遇しました。皆さんは、自分の滑舌を誰かにチェックしてもらったことはありますか?おそらく、読みの癖などの改善点を指摘されることはあっても、滑舌を細かく指摘される機会というのは案外少ないかもしれないなと想像します。 それは、プロのナレーターであれば「できて当たり前」だからです。だからこそ、ディレクターさんたちはナレーターに滑舌の指摘はどうもしづらい…。もちろん細かく指摘してくださる方もいらっしゃいますが、例えるならば、プロ

      • ナレーターのルーティン #1 〜イレギュラーの状態を作らない〜

        ナレータースクールやマンツーマンでのレッスンをさせていただいていると、「普段の練習方法は?」という質問をよく受けます。 売れっ子ナレーターの皆さんは、日々の仕事がある種の『トレーニング×実践』となっているので、特別日々の練習をせずとも、身体と喉の調子さえ整えておけば良いパフォーマンスを常に発揮できるわけですが、恥ずかしながら、私はまだそのレベルには達していません(苦笑) ナレーターとしての報酬のみで、幸いこの約5~6年間生計を立てることはできてはいるものの、「あれ?今週『

        • あの出来事から約2ヶ月~特殊詐欺被害を受けて、私がとった行動とは~

          特殊詐欺被害が発覚してから、約2ヶ月が経ちました。しばらくは、すっかり無くなってしまった銀行の口座残高を眺めては、悲しみに明け暮れていましたが、見ていても増えるわけでもないですし、戻ってくる見込みもほぼないことは理解していました。 実際に詐欺被害に遭ってみて初めて分かったことですが、被害者としてできることって、本当に「次の被害を防ぐこと」くらいなのです。 そのため、警察の方が自宅に来たその翌日には、まずは一日も早く同業者およびフリーランサーに注意喚起をと思い、被害内容をn

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          【キャリア選択】20代でアナウンサーからナレーターになる選択をしたわけ

          今年の春から新しい道を歩んでいる方の中には、「果たしてこの選択でよかったのだろうか…」なんて思っている方もおられるかもしれません。私もそのように思った春もありました(笑)ですが、今となってはこれまでの自分の選択にとても満足しています。 そこで、もしかすると20代で私がアナウンサーからナレーターになる道を選ぶに至った過程に、その満足へのヒントがあるのかもしれないと思い、今回noteにまとめてみることにしました。 思いのほか、赤裸々な内容になってしまいましたが(笑)、もしキャ

          【キャリア選択】20代でアナウンサーからナレーターになる選択をしたわけ

          実はこんなお仕事もしています

          私の本業はナレーターなのですが、元々テレビ局でアナウンサーをしていた経験から、昨年より映画やドラマのアナウンサー役でしたり、インフォマーシャルで顔を出して商品を説明したりするようなお仕事が増えてきました。 そんな中、今夜初めて地上波のドラマに出演する予定…!ということで、せっかくなので最近の出演情報をこの度まとめてみました。 既に、地上波放送および映画館上演が終了した作品もありますが、各種動画配信サービスを介せば現在も観ることができますので、もし気になるものがあればぜひ観

          【注意】海外ナレーターからの宅録ナレーション依頼にどうかご注意ください。

          一人でも多くの方にこの記事が届きますようにという思いを込めて、この度投稿することにいたしました。ぜひ周囲の方、特にフリーランスの方にこういった事例があることを周知していただければと思います。 発信することの重要性を前回お伝えしましたが、実はその投稿直後に自身の発信をきっかけに特殊詐欺の被害に遭い、発信することのウラに潜む危険な面を自ら経験しました。これからお伝えする私の経験をもとに、公に発信する内容につきましてはどうか皆さん慎重にご検討いただければと思います。 と言います

          【注意】海外ナレーターからの宅録ナレーション依頼にどうかご注意ください。

          「強み」を見つけ 発信しよう

          初回のnoteでも触れましたが、いざナレーターとして活動を始めてみたけれども、思っていたようにうまくいかない、なかなか仕事に結びつかないと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?その要因としては、残念ながらどうしても「経験不足」「練習不足」がまず考えられます。 1つ目の経験。初心者ならではの良さが一度ハマったとしても、同じような案件が再びくるとは限りませんし、時間が経つにつれ求められることも変化します。”待ちの姿勢”では仕事はきませんから、やはり初めは仕事を選ばず場

          『最適な日本語』

          ナレーション原稿の中に日本語の誤字脱字や違和感のある言い回しを見つけた時、皆さんはどうされていますか?私は、基本的にはどんなに些細なことでも、気が付いたのであれば現場で収録前に全て確認し、発音する言葉に慎重になるようにしています。ただし、確認する相手や尋ね方、タイミングにはかなり気を配ります。細かに確認する理由は、以下の3つです。 リテイクを減らすため 収録時間をコンパクトに収めるため 無駄なリスクが生じるのを避けるため 詳しくは後述しますが、特に 3. に関しては、

          簡単DIYで宅録環境を整えよう

          「宅録」。業界の人にとってはもうすっかり馴染みのあるワードになりましたが、簡単に説明すると「自宅でナレーションやセリフ、音楽などを収録すること」を指します。 私がこの宅録を始めたのは、コロナ禍の2020年初頭。一時的に、築云十年の実家(軽量鉄骨の一軒家)に戻っていた頃でした。その頃は、6畳程の部屋に小さな丸テーブルを置き、そこにマイクとオーディオインターフェースを取り付けるだけという、ものすごく簡素な環境で収録をしていました。しかも、そのマイク類は大学時代のアカペラサークル