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アラフィフおじさまから「余白」の大事さを説かれた
おはようございます。規律です。
前職でお世話になったアラフィフおじさまとランチがてら、
キャリア相談に乗っていただきました。
アラフィフおじさまはどんな人
名前:この記事では「アラフィフおじさま」とします
属性:アラフィフ男性、家族は奥様と中高生の子供が2人
仕事: 専門系のSIer。部下12人をまとめるベテランマネージャ。
性質:面倒見が良く、部下に慕われる優しいお兄さん系
プリセールスをしていた前職の先輩であるアラフィフおじさま。
誰もがやりたがらない面倒くさいお客様を担当し、大型受注にこぎつける
インドでビジネスを広げるという当時のトップの無茶振りに答え、 家族を日本に残しインドの学校へ数ヶ月留学
華麗なお客様捌き。
そして上司からの無茶ぶりにしなやかに対応する姿が尊敬。
とても面倒見がよくて、今回も私の最寄り駅に呼び出したというのに、
ランチまでご馳走になってしまいました。
私の相談内容
今の部署で仕事をして2年近く。一通り業務も覚えた。
いまの仕事は社会的に意義があり、誇りに感じる
(好きじゃないけど)得意なことで評価してもらってるのでやりがいあり
少し慣れが出てきていて、このままでいいのかなと思い始めた
話しながら、仕事というか人生に慣れを感じてきてるのかもと思い至る。
若かりし頃は遅くまで残業しながら慣れない仕事に必死に食らいついてた。
子供が生まれて復職したら、とにかく毎日の生活を回すことに必死だった。
そして今。
子供たちは食べる・寝る・トイレは大分手が離れた。
そして体も強くなり病児リスクも激減。
今まで必死で動いてきて「自分時間がない!!」状態から、
何なら夜のワンオペ時間にSNSを見る余裕が出てきた。
そんな状態に人生に減速を感じている、という話をした。
こんな思いが潜在的にあることに、今回言語化して初めて気づきました。
余白の大事さ
そしてアラフィフおじさまが話してくださったのが余白の大事さ。
「人生を好転させるためには余白が一番大事」
「今のバランスがむしろ正常で、一番いいんじゃない?」
もっと仕事にエンジンを吹かせられるようなアドバイスがもらえると勝手に期待していた私。予想の斜め上のアドバイスをいただきビックリ。
仕事で常に十個近くのお客様を抱えて、プライベートでも
学校のPTA会長まで務めるあなたが余白の大事さ説きますか!?!?
と消化できない思いを抱えながらその日のランチはお開きになりました。
そして改めて考えてみる。
最大出力でエンジンをかけ続ける中で成長する自分も感じるのは事実。
効率化のノウハウが大好物。短時間で多くのタスクを消化することが喜び。
一方で、エンジン最大出力状態の中では、人生丸ごとを見据えて、次のキャリアを考えたり家族のケアをする時間はなかった。
マネージャになったら部下のことを考えるためにも尚更自分に余白が必要。
そしてそして今年の大きい変化は4月から長男が小学生になること。
年長さんの生活があまりにも安定して穏やかなので忘れていたが、
子供にとっても親にとっても大きなチャレンジになりそうなのです。
仕事に全力投球出せないことにモヤモヤを募らせていたけど、
今年は家庭の基盤をしっかり固めていこう。
昨日の夜、ワンオペでちょっと余裕を感じていたら
頭の中でまた「そんなにのんびりしてていいの?」という声が聞こえる。
この罪悪感の正体は何なのだろう。またゆっくり考えよう。