見出し画像

オイリュトミー学校の具体的なカリキュラム

台湾インターナショナル・オイリュトミー学校の具体的なカリキュラムについて説明します。

私たちの学校 Eurythmy Formosa 3ei のカリキュラムは、オイリュトミーの多面的な学びを提供するために、実技・理論・精神的学びをバランスよく取り入れています。カリキュラムには以下のような要素が含まれています。

  1. オイリュトミー実技

    • 言語オイリュトミー: 詩や物語の言葉を身体で表現する技術を学びます。言葉のリズム、音、意味を体で表現する方法を習得します。母音・子音のジェスチャー、人間の4つの気質の動き、地水火風の四大要素、言葉の故郷になっている惑星と星座の動き、文法の規則、魂のしぐさなど。

    • 音楽オイリュトミー: 空間に鳴り響く音楽を目に見える歌にするために、音楽(メロディ、リズム、ハーモニーなど)を身体の動きで表現する技術を学びます。音階、リズムパターン、インターバル、和音、天空の音楽の体現方法を学びます。

    • ソロとグループのパフォーマンス: ソロやグループでのパフォーマンス技術を学び、舞台での表現力を高めます。

  2. 関連する理論的学び

    • 音楽理論: 音楽オイリュトミーに必要な基礎的な音楽理論(リズム、和声、楽譜の読み方など)を学びます。

    • 詩学や言語学: 言語オイリュトミーに必要な詩や文学の基礎、言葉のリズムや音の構造について学びます。

    • 人間解剖学と生理学: 人体の動きの理解を深めるために、解剖学や生理学も学びます。これにより、体の使い方をより正確に知ることができます。

  3. シュタイナーの思想と哲学

    • アントロポゾフィー(人智学): ルドルフ・シュタイナーの人智学的な世界観を学びます。これは、オイリュトミーが単なる芸術としてではなく、人間の精神的な成長を支える手段として扱われる背景にあります。

    • 人間と宇宙の関係: シュタイナーの思想に基づき、人間と宇宙、自然とのつながりについての理解を深めます。

  4. 身体の訓練

    • 基礎体力と柔軟性の訓練: 身体を使って表現するためには、基礎体力や柔軟性、バランスが重要です。日々の身体訓練が組み込まれています。

    • リズムと即興の練習: 即興的な動きやリズムに合わせた動きを練習し、自由な表現力を高めます。

  5. パフォーマンスの実践

    • 舞台リハーサルと公演: 学校の一環として、学生たちは定期的に公演を行い、舞台での実践的な経験を積みます。この経験を通じて、舞台上での表現力や観客とのコミュニケーション能力を養います。

  6. 教職の準備

    • オイリュトミー教育法: 卒業後、教育者としてオイリュトミーを教えるための指導法を学びます。教育現場での実践的な指導方法やカリキュラム作成の方法について学びます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?