2021年の最新フィットネストレンド
毎年年始にアメリカスポーツ医学会が発刊している雑誌で報告される「Worldwide Survey of Fitness Trends」というものがあります。
これはその名のとおり、フィットネス業界における流行をランキング形式で示しているものです。
ちなみに2021年はこんな感じでした。
新型コロナウイルスの蔓延を受けてランキングは大きく変動しましたが、そもそものテクノロジーが上手く活用されただけのようにも思います。
オンライントレーニングはその典型ですが、日本でも随分とオンラインフィットネスサービスやフィットネス系YouTuberの活躍が目立つようになりました。
それ以外にも私が重要だと感じているのは、4. アウトドア活動、11. ヘルス/ウェルネス コーチング、20. 結果測定あたりです。
なぜこれらが重要かというと、これまでのフィットネスの概念ではニッチ(または脇道)ともいえるようなテーマであったのにも関わらず、ランキングで上昇してきているからです。
これは運動疫学系の研究者および厚労省が「プラス10分でいいから動きましょうね」と提言しているものと根本では類似しているように感じています。
例えばよくある例として
「運動は全然してない」と言いつつ家事で動き回っている高齢者
「毎日30分運動している」ものの、それ以外はずっと寝転んでいる高齢者
両者の比較において、こまめに家事で動いている方の方が元気に過ごされるということが臨床的にも疫学的にも示されつつあります。
ひと昔前は「20分以上連続で運動しないと効果がない」なんてことが言われてたりしましたが、これはほぼ間違いです。
僕らはフリースタイルリブレという血糖値(正確にはグルコース値)を測定しながら生活習慣を指導するというサービスを行なっているのですが、まだまだ知名度も低いですがこれは
1. オンライントレーニング、2. ウェアラブルテクノロジー、20. 結果測定
あたりに合致する有望なサービスのようにも感じております。
ぜひ興味があるというお客様でも、指導に取り入れたいというトレーナーさんでもお気軽にご連絡ください。