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小さな贅沢?いいえ、大きいです。おいしいを共有しながら人生に食い込み合う若者たちの話
「最近した贅沢って何がある?」私がよくする質問です。どんな贅沢をしたのかはもちろん、どういうものごとに贅沢を感じる人なのかに興味があります。
とある友人とピザ屋さんへ行った時にも、聞いてみました。大学時代のゼミ仲間の彼とは、社会人になってから急に仲良くなりました(在学中も仲は良かったのですが、2人で食事に出かけるなんてことは1度もなかった)。
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せっかくなので少しだけ飲みます。豊富なドリンクメニューを見ながら迷った結果、彼はスパークリングワイン、私は赤ワインにしました。
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ドリンクを待ちながら食事を選びます。まずは前菜の盛り合わせ、追加でお隣の方々にそそられてイタリア風のチーズオムレツを注文。
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前菜は想定よりもボリューミー!手前から半時計周りに、パテ・キッシュ・ぶりのカルパッチョ・生ハムの苺と生クリーム包み・きのこのソテー・かぼちゃのシナモン。中央の黄色い小皿にはタコとミニトマトのマリネが盛られていました。
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チーズオムレツは、これでもかというほどのマッシュルームが入っていてとってもおいしかったです。さすがはピザ屋さん、トマトソースもおいしい!
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食べて飲みつつ、ピザを選びます。ハーフ&ハーフでの注文もできるとのことだったので、気になった「レオーネ」と「DOC」をチョイス。
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冒頭の質問「最近の贅沢」ですが、東京で暮らす彼は麻布十番でジンギスカンを食べたとのことです。お肉3切れとお酒で1人あたり1万円超えだったとのこと。あとは少し前に引っ越しをしたそうで、お部屋の写真を見せてもらったりもしました。
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そうこうしているうちにピザが到着。生ハムの下にはたくさんのルッコラが。
よく、付き合いたての彼女が「ハンバーガーにかぶりつくか迷う」みたいな話を耳にします。要は、がっついてるのを見られるのが恥ずかしいという話だと思うのですが、「これはかぶりつくしかないよね」と言いながら2人でがっつきます。
お会計時、「結婚祝いに」とご馳走してくれました。学生時代はここまでの仲になろうとは微塵も思っていなかった彼ですが、社会人になってから仲が深まったことにより、単なる学生時代の友人という枠外の存在になったように思います。
歩いて帰る道中、結婚報告について彼に尋ねたら、「人生やなって思ったわ」と言っていました。「そうだね、人生だね。お互いに、人生に食い込み合いながら生きていこうね」と話していた夜でした。