〈帰省vol.2〉祖母の味と母の味が重なりあって、61歳を迎えた母と囲む食卓の話
帰省の記録2本目です。前回の投稿はこちらから。
いざ大阪
焼き立てのパンでお腹を満たしたところで大阪へ向かいます。14時半ごろ到着し、たまたま大阪に居合わせた同僚と不二家レストランにて語らう。
\ 不二家レストランのお話はこちらにあります /
実家付近に到着したのは17時前。17時に幼なじみと立ち話の約束をとりつけていたので、先にそちらへ立ち寄りました。
わたしには自慢の幼なじみが2人いて、今はどちらも東京で暮らしています。それぞれの実家は徒歩5分圏内にあるので、帰省のたびに会いたいな、元気かなと思い出しています。
帰省できていなかったもう1人の分まで近況報告(なんと2人は東京でも徒歩圏内で暮らしている。うらやましい)。ぴったりな転職ができていたり、恋人ができていたり、うれしい報告がたくさんでした。
幼なじみとお別れして実家へ。姉夫婦も揃っており、お待たせしましたな宴の開幕!
大の目玉は立派すぎるカニ!ボイルとはまた違った圧巻のぷりぷりさ。黙々と食べちゃうよねで有名なカニですが、これは歓喜しながら食べちゃうタイプのカニでした。
お正月ならではの数の子や昆布巻きを食べられたのも嬉しかった。祖母から母に譲り渡された黒豆もつやつやでおいしかったなあ。母の煮しめも最高。
集まった当日は母のお誕生日だったので、食後にケーキも食べました。61歳、会うたびにちょっとずつ小さくなってきている気がする、すこし切ない。
持ち寄ったお土産たちも開けてデザートパーティーさながらの食卓へ早変わり。コーヒーと紅茶を拵えるのは昔から末っ子である私の仕事です。
姉がお土産に持ってきてくれていた高級なお菓子もみんなで分けて食べました。バターの香りがぶわぁっと広がって、ブルジョワな味でした。
年始だからこそ集まれる日に生まれてくれた母、ありがとう。来年もみんなでわいわい集まりましょう。