UXデザイナーに会った話
先月退職をしてから、"いろんな人に会って話をする"ことを意識しています。
やっぱり働いていると誰しも仕事以外の交流が薄れてしまうと思います。もちろん、週末は必ず誰かと会う!と意気込めばできるかもしれませんが、私はそこまで体力がないので(人と会うのってすごく体力使うし、、笑)
少し時間ができた今、男女年齢問わず人に会って、とにかくいろんな価値観や考え方、楽しみを共有したいなーと思っています。
そんななか、近くにいるのにずっと会えていなかったUXデザイナー・・・という名の高校時代からの旧友と久しぶりにご飯に行ってきました。
彼は学生時代からいつも私の相談を親身になって聞いてくれて、いろんな考えや刺激を私に与えてくれる人でした。社会人になってから会うのは初めてで、ますます成長した姿に刺激を受けまくり、、!
広くデザインを勉強中の身として、旧友というポジションをフル活用して、根掘り葉掘り聞いてきました。笑
UXデザイナーって?
デザイナーの中でも「UXデザイナー」という肩書きを持つ彼。
私自身、UX=ユーザーエクスペリエンス、ユーザーの体験をデザインするこという認識はしていたのですが、いまいちピンときておらず。。
なんでも、UXデザイナー単体を肩書きにしている人はそんなにいないんだとか。UIデザイナー(=ユーザーインターフェイス、人が体験するときに実際に見たり触れるところのデザインする人)やエンジニアがセットの人が多いみたいです。UI/UXデザイン/エンジニアは切っても切り離せない関係で、基本的にプロジェクト上でも一緒のチームとなって進めるそう。
「お客様の要望を聞いて、間取りを決めたりパース書いたりして完成図を見せて、いいね!ってなるまでとことんユーザーに寄り添って考えるのがUXデザイナー、そこから実際に建てられる家を設計するのがUIデザイナー、そして実際に住めるところを作る大工さんは我々の業界だとエンジニアが担うことが多いよ!」と言っていました。(わかりやすい!)
UXデザイナーの仕事を要約すると、
ユーザーの良い意見・悪い意見全ての反応を調査し、課題から価値を見つけ、より良いプロダクトやサービスにするべく、仮説検証を繰り返しながらユーザーにより良い体験を届ける仕事。
時には事業構想の根本から関わることもあるそうで、コンサルに近い仕事でもあるんだなと。デザインの対象は、アプリケーションやプロダクトなど多岐に渡るそうです。
私の所感、「人を観察する仕事の極み」みたいなところでしょうか?
"極み"とつけたのは、そもそもどの"デザイン"も人を観察するところから始まると私は思っていて、人がよりよく生きるためにデザイナーがいる。
その中でも特にUXデザイナーは、人々の実際の体験・感情を変えることを直接的かつ統合的に設計、各所デザイナーやエンジニアに落とし込んでいく、そんな流れを感じたので、"極み"と名付けてみました。
まさに、"広義的なデザイン"の中心にいるお仕事!
純粋にかっこいいなと思いました。
(狭義的・広義的なデザインのわかりやすい解説noteがあったので掲載させていただきます↓)
UXデザインの面白さ
会話を進めるなかで、私が心に残った話があります。
なるほどなるほど・・・!
アプリを"道具"と例えるのは目から鱗でした。でも言われてみれば一昔前までは、アプリって聞くと「ゲーム」とか「パソコンの機能を手元で気軽に(つまり手軽に)できるようにしたソフト」ってイメージでしたが、今やスマホはひとり一台持っている必需品になっていて、その中のアプリも生活に欠かせない一部として機能する存在になっています。
不変的な機能があるからこそ、デザインの力でより良い伝え方・見た目・体験・・・にしていく。それはプロダクトやグラフィックに限らず、映像でもブランドでも空間でもなんでも通ずるなと思いました。
それを踏まえた上でさらにUXデザインについて、
どんな仕事も、案件自体は一つ、二つ、、と数えられてしまうもの。発注側がいて受注側がいる以上、仕方ない。
でも人の生活は地続き。会社も進み続ける。だからこそ一回ぽっきりで終えるわけではなく、"体験"という視点から長期的に根ざした関わりを持てることが、UXデザイナーの醍醐味なのかもしれません。
さて、
彼との会話でよりUXデザイナー、ひいては世の中のお仕事に対する視野を広げることができました。そして広義的なデザインという分野は自分がこれから吸収していきたい知識の一つだなと改めて自覚しました。
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そしてですね。
彼はUXデザインの講義なども行ったことがあるらしく、せっかく私がnoteをやっているなら、講義(学び)noteでも書いたらどう?となりまして。
どうするかは未定ですが、ひとまずUXデザインについて彼から再び学んだ暁にはnoteに綴る予定です。
UXデザインに限らず、これから私が興味を持ったこと、学んだことは積極的にnoteに書いて行こうと思います!
改めて、素敵な時間をありがとう!
これからもどうぞよろしくね〜!!