死にがいを求めて生きているの/朝井リョウ
螺旋プロジェクト、二冊目。
平成ど真ん中を生きてきた自分だからこそ、まるで自分のことを言われているようですごく苦しかった。共感というよりは言い当てられた恥ずかしさがあった。
何者かになりたくてもがいている自分は、一体何のために生きているのかわからない、でもやりたいことをずっと見つけようと必死にもがいてる少年。
この本でも特に答えを出していない、むしろ答えはないという作者の意図があったように思う。
昔からやりたいことがある人とか、やりたいことはないけれど日々自分のペースで