「朝のリレー」のことめっちゃ考える人生。
だって。しびれますよね。
前にもチラッと書いたことあるけど
わたしこの詩が一生あたまにこびりついちゃって。
牛乳配達してた中学生時代にはじまり、
中年の今でも、朝らしい朝の空を見るたびについつい
カムチャツカの若者が〜…
って言いたくなっちゃう。
(牛乳配達時代は配達おわって家の近所の時計を見上げたところで「柱頭を染める朝陽にウィンクする」がよぎってた。)
そもそもどこでこの詩を知ったんだろうと思い起こしてみたところ、たぶんこのCMで知ったっぽい。
余談ですがわたし小さいころ「サグラダファミリア作る職人になりたい」って言ってたのもネスカフェのCMが元だしネスカフェに洗脳されがちなんだね。
気をつけよ。
それで、朝のリレーだけど、
好きと言いつつ完璧に暗唱できるわけじゃない。
あたまの中で唱えるときは勝手にその日の自分のアレンジ加えちゃったりする。
ごめんなさい。
でもこの詩を聞いてはじめて腹落ちした
“こんなド田舎に住んでいるこどもの自分がじつは広い世界と密につながっている”という感覚と、
“自分が眠るときどっかのだれかは目覚める”という時差の概念は
いまだに新鮮に
あああああーそっかあああ〜!わかった。
ってなる。だから好き。
あと、唱えたとたんはるか遠くに意識を飛ばせる感じも好き。
とりあえずカムチャツカって言いたくなるところも好き。
そんな朝のリレーの作者、谷川俊太郎先生がお亡くなりになったそうです。
ニュースを見て
そっか。いのちもリレーなんだ。て
宇宙にいけそうなくらい壮大なきもちで思いました。
経度から経度へ
時代から時代へ
広がり続けるってわかった大きな世界をわたしに
ありがとうございました。