年の瀬にスキー場で6万盗まれた今のきもちを語ります
ついさっきのnote
あんなのんきなnote書いたあと、
お金盗まれちゃいました。
旅費下ろしたてだったから
6万円くらいあった気がします。
盗ったひと、
もしこれ読んで
おいオメエのサイフそんなに入ってなかったぞ！って思ってたらゴメン。
うろ覚えだから。
…とりあえず連絡ちょうだい。
ことの経緯
スノーボードをお休みしゲレンデの休憩室でゴロゴロしたり雪遊びをしていたわたし
夫がふもとにもどってきたタイミングで
いっしょにお昼ごはんを食べた。
その後、雪が硬いとかで妙に疲れ果てていた夫にしばらく休憩をおすすめし、例の畳のお部屋へご招待。
で、ちょっとトイレいってきまーすってこの休憩所のトイレ(どなたでもどうぞの身障者用）を使ったときに、
わたし、ケータイケース兼サイフ兼イッサイガッサイをちょっとした台にポンっと置いて出ちゃった。
全てが入ってんの。あぶないよね。
5分くらいで気づいて急いで見に行ったんだけどもう無くて、
ガーーーーーン！！
インフォメーションにも届いてなくて、
ガガーーーーーーン！！
そして救いのような、逆にこわいような、不気味なことが、
無くしたことに気づいてからずっと、
わたしのケータイのGPS位置は夫のiPhoneから確認できちゃってることだった。
それによると、わたしのケータイはたしかに、紛失場所の休憩所のあたりにずっといる。
ドラゴンレーダーでドラゴンボール探し状態。
しかし人がたくさんいて、聞いてまわるわけにもいかない。だいいち
「そち、わたしのケータイケース盗っておるな？」なんてだれにも聞けない。
そこにいるのはわかってるのにどうしたもんか〜！？もどかしや〜‼︎
っとまたインフォメーションに行ってみたら、
こんどは届いてた。
お金ぜんぶ無くなってた。
あ、うそ。小銭は残ってた。
渋沢さんとか福澤さんとか紙幣がみなさんいなくなっていた。
ケータイとカード類はちゃんとあった。
それは良かったよ！アリガトウ‼︎
男子トイレで発見されたらしい。
つまり、わたしのあとに身障者トイレに入った男が
まずはそれを男子トイレまで連れ込んで、
個室で落ち着いて紙幣だけ取って、
で、多分放置したんでしょ。
それをまた別の親切な人が見つけてインフォメーションまで持ってきてくれたんじゃないでしょうか？
たぶん。
やっぱりGPSは正しくて、ずっとちかくにいたわけだ。
もし犯人がケータイごと持ち去って
そのままスノーボードやってたら
位置情報の点がリフトに乗ったり上から滑ってきたりしてたわけで、くやしさとおもしろさでアッタマオカシクなってたかもしれませんね。
なんかイカゲームみたいな人いるね
元気出していこ
ここからは一生懸命、このできごとをポジティブに処理してみる。
まずやっぱりよろこぶべきは、ケータイ、カード類は無事だった。ということでしょう。
それらが無くなってたら100倍大変だった。
あと、夫のフォローがやさしいです。
「ダーイジョーブダーイジョーブ、オカネ、イッパイアルヨ」
という、ホンマか⁉︎ななぐさめのほか、
「ちょうど疲れてたから、今日これ以上スノーボード続けるとケガをするよっていう天からサインかも！」
なんて、あたかもわたしが夫をケガから救った妻かのようなエピソードにしてくれました。
わたしなんかただのカネ取られた妻なのに。
そしてこれふたりのお金なのに。
そんなこと言われたら
ぜったい盗んだやつにバチが当たりますように
と念じていたわたしも
わたしの不用心のせいで心の弱いあなたに罪を犯させてしまってごめんね
と思うくらい心が回復してきました。
だって、スキー場に来られる程度には生活に余裕はある、少なくとも困窮はしてないのに
トイレの個室でひとり人のサイフから抜き取った、
その金で食べるメシは美味くなかろうて。
何に使っても縁起悪かろうて。
わたしが悪かったよ。
今日めがひらスキー場でわたしたちのお金盗ったひと。
かわいそうに。
澄んだ気持ちで年を越したかったら、
返してくれてもいいんだぜ。
まあ今年もいい年だったよ
年の瀬にこんなこと起きちゃったけど、大丈夫。
今年はしまなみで転んだり
がん検診引っかかったりもしたけど
わたしをほんとうに不幸にできる出来事なんて
そんなに多くはないっぽいって
いまこれ書いてても思いました。
にしてはけっこうささいな出来事でもホルモンバランスとかで一瞬でズドーンってアンハッピーモードになったりするから油断できんけど。
ねえ。人生って脳内ですね。
明日で今年もおわり〜！
いい日でありますように。
たぶんいい日にできる。
