最後の言葉は『全体の印象』に大きな影響を与える
『説教』は時間の長さに比例して
効果がどんどん落ちるというデータあるそうです。
そりゃ、そうですよね(笑)
たいがい、途中からスルーです。
聞いてません。
いっぱい、ベラベラとしゃべるだけの人の
言葉って、別れたあと、
意外に何の記憶にも印象にも
残っていなかったりします。
いっぱい、いろいろと話していただけど、
よくある話です。
野球の侍ジャパンで活躍、
2年前に海外FA権を行使して
米大リーグ・レッズに移籍した
『秋山翔吾選手』
日本復帰に際して
3球団が争奪戦を繰り広げました。
最終的に秋山選手が
選んだ球団は古巣の西武でも、
資金力のあるソフトバンクでもなく、
広島でした。
シーズン中ということで、
各球団、交渉のチャンスは一回のみ。
『なぜ、広島を選んだんですか?』
という質問に対して、
秋山選手は会見で
広島の鈴木清明球団本部長の
たった一言が決めてだったと
語っています。それは
また、2000本安打まで、
残り何本であるかを把握して
いたことも後押ししたそうです。
自分のことを見てくれている、
理解してくれているというのは
やはり、人間誰しも嬉しいものです。
感情を動かされます。
人に響く言葉は人それぞれ。
タイミングやその人の状況によっても
大きく変わってきます。
面接試験は最後に何を語るかで全体の印象に
大きな影響を与えると言われています。
『最後に一言ありますか?』
と言われた時って、千載一遇の
チャンスだったりします。
逆に最後の一言で
全体の印象を悪くしてしまうことも当然ある。
レストランなどでも、
最後に出てくるデザートが
全体の印象に大きな影響を
与えると言われています。
売れるトップ営業マンは
ほとんどの方が、
『キラーワード』を
持っているそうです。
しかも、相手によって、
上手に使い分けている。
東京オリンピックの
誘致に成功したのも
『おもてなし』
の言葉が一役
買っているのかもしれない。
プレゼンや交渉のプロは
必ず『決めセリフ』を
準備してその場に向かうそうです。
恋愛に関しても当然、
個人差はあるにせよ、
女性、男性、個々に
心が動かされる
『口説き文句』があると思います。
ちなみに、僕は高校、大学、
就職面接とも
『最後の一言』は
『僕を不合格にすると後悔しますよ』
でした。
高校、大学に対しては
もはや、誰が面接官か分からない。
就職の面接試験の最後に言った言葉は
今、思えば面接官に選考方法の
アドバイスまでしちゃっている(笑)
当時は本気で思っていたので、
素直に思ったことを話しただけでした。
先日、嫁に
『それ、普通じゃないと思うよ』
と言われて
珍しかったんだということが発覚。
ただ、結果はすべて
『合格』でした。
当時の面接官の人にどう思ったのか
聞いたみたいものです(笑)
ただ、僕のやり方は
人におすすめはしません(笑)
良い子は真似しないでください。
僕はいつも、交渉事は決裂しても
構わないと思ってのぞんだ方が
いいと思っています。
その方が案外、うまく
いく事が多いものです
ただ、相手の感情を揺さぶる
『決めセリフ』は
毎回、必ず準備していきます。
『決めセリフ』を
持たずにいるというのは
武器を持たずに戦場に
戦いに行くようなもの。
チャンスの場面でバットを持たずに
バッターボックスに立つようなものです。
『最後の一言』は常に強く意識
していたいものです。
それが結果に大きく影響することが
想像以上にたくさんあるものです。
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