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ものすごいチャンスや飛躍のきっかけってなぜかいつも、ピンチの顔してやってくる

先日、成人式の際に何者かが
振袖に墨汁をかけたという
悲しいニュースをみました。



一生に一度の晴れ舞台が台無し。
落ち込む被害者の姿を見て、
ものすごく胸が痛みました。


ただ、後日、振袖を貸し出した
ホテルが全額無料で対応。


『一生に一度の催し物だから
 素敵な思い出にして欲しい』


というコメントを聞いて、
思わず目頭が熱くなってしまいました。



新成人の方にとって、一生忘れられない
思い出になったのではないでしょうか。




『かわいそうな人』
から一転
『一番、幸せな人』
となりました。


そんなつもりはないでしょうが、
結果的にホテル側の
信用、信頼、イメージも
格段に上がったはずでしょうし、
社員さんのモチベーション、
会社に対する忠誠心も
増したに違いありません。


僕の友人は病気になって、
入院したら、そこで
知り合った看護婦さんと
仲良くなって結婚しました。


あるプロ野球選手は戦力外通告を受けて、
球団の広報になったらいきなり、
ヒット企画を連発。
凄腕広報としてその名を
知られるようになりました。



大谷翔平は怪我をして
試合に出れなくなったので、
その間、今まであまり力を入れて
こなかったウェイトトレーニングを
本格的に開始。
劇的にパワーを増した
大谷選手は復帰後、ホームランを
量産するようになりました。



イチローは高校2年の時に
交通事故にあって、投手から野手に転向。
野手じゃなければオリックスは
ドラフト指名していなかっただろうと
言われています。
交通事故がなければ、
世界のイチローは
誕生していなかったかもしれない。



このような事例を聞くと
僕らは


『災い転じて福となす』や
『怪我の功名』


という言葉が
頭に浮かんでくる。


ちなみに、
『怪我の功名』の『怪我』という言葉は
『過ち』や『失敗』のことを指すそうで、
本来、
『体を負傷する』
という意味ないようです。



『災い転じて福となす』
『怪我の功名』



この2つの言葉の違いは、
『良い結果』を得られたのが、
『偶然』なのか
『本人の努力』に
よるものなのかとのことです。



『災い転じて福となす』は、
自分に降りかかってきた
災いを本人の努力によって、
チャンスや飛躍、
良い結果に結びつけたもの。


『怪我の功名』は、
偶然良い結果に
つながった事を指すので
本人の努力によるものではない。




ものすごいチャンスや
飛躍のきっかけって
なぜかいつも、
ピンチの顔してやってきます。


『あれって、一体、
 何なんでしょうね(笑)』


本当、やめて欲しい。
チャンスはちゃんと
チャンスの顔してやってきて
もらいたいものです。


見た目がものすごく怖いのに、
本当は信じられないくらい
やさしい人やものすごく、
まずそうに見えるのに、
食べてみると超絶美味な
料理などとなんか似ています。


ソフトボール日本代表のエース、
上野由希子選手。

38歳の時に、
打球を受けてアゴを骨折。
全治3ヶ月の大怪我を負いました。

その後のインタビューで

『神様に怒られている。
 さろそろ本気出せよ
 と言われていると思いました。
 それが転機で本気になりました』


その言葉通り、
復活マウンドで
なんと、いきなり、
ノーヒットノーランを達成。


マイナスをプラスに
変えていく人、変えていける人は
起こった現象の受け止め方、
感じ方が全然、違うようです。



もし、今、ピンチだと
感じていることがあるならば、
それは、むしろ、
チャンスなのかもしれませんよ。


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