生きやすい人生に必要なのは嫌なことがあった時こそ肩の力を抜いて、ユーモアを忘れない思考の習慣
一流と呼ばれる人たちと
数多くお会いしてきて、
ある共通点があることに
気づいたんです。それは皆さん、
『肩の力が抜けている』
ということ。
ものすごく忙しいし、
大変な仕事をしているはずなのに、
ものすごくリラックスしていて、
余裕すら感じる。
スポーツでも趣味でも
仕事でも何でも
僕らは何かを人から教わる時に
『もっと肩の力を抜いて』
そう言われる事が多いと思いませんか?
何かとスムーズにいっている人たちに
共通していることは
『肩の力が抜けている』
ということ。
逆に生きづらそうだなぁと
感じる人はたいていの場合、
『肩に力が入り過ぎている』
平成3年 台風19号が青森県に直撃。
りんごが90%落ちました。
本来なら、売り上げは90%ダウン!
絶対絶命です。
ただ、その農園は
起こったことは、悩んでも、
落ち込んでいてもしょうがない。
どうせ、売り上げがたたないのならと、
遊び心で台風でも落ちなかったりんごを
『落ちないりんご』
というネーミングに変えて
受験生向けに10倍の
値段で販売したところ即完売。
結果、売り上げは
通常のままをキープ
することが出来たそうです。
肩の力が抜けているからこそ、
成せる技なんだと思います。
建物の屋上から落ちたにも
関わらず、助かった人がいます。
その理由は落下の途中で
気絶したから。
肩の力が抜けた状態で
落ちたことが一命を
取りとめた理由なんだそうです。
歌手の宇多田ヒカルは
絶望の反対語を
『ユーモア』と答えています。
映画や漫画などは、
絶対絶命の場面になると、
たいていの場合、
ユーモアやジョークが
飛び出します。
冒険家に一番、必要な能力は
『ユーモアのセンス』
なんだそうです。
命の危険にさらされた時に
それを笑いに変えるくらいの
度量がないととても、
危機を脱することは出来ない。
『肩の力を抜くことが出来る』は
感情のコントロールにも
大きく関係しています。
僕らは人生という名の
旅の中で生きている
『冒険家』なんだと思います。
肩の力を抜いて、
ユーモアのセンスを
磨いておかないと、
危機に直面した時に
それを脱することが出来ない。
肩の力が抜けていて、
ユーモアを忘れない人は
人に対して『安定感』と
『安心感』を与えることが出来る。
生きやすい人生を歩むコツの一つは
何か嫌なことがあった時こそ、
肩の力を抜いて、ユーモアを忘れない
思考の習慣なんだと思います。