2019年2月の読書ログ - マネジメントとエンジニアリング、どっちを取りますか?
先に断っておくと、今回の読書ログ、ほぼエンジニア向けです。
マネジメントとエンジニアリング、どっちが大切でどっちを取るべきなんやろう???
...という感想が生まれそうなくらい、今月はメッチャ本を読みました、両方の文脈で。
自分の結論ですが、
両方やろうぜ両方!!!
なぜならどっちも大切で、どっちも面白くて、自分を成長させもっと面白いことをするのに必要不可欠だからです!
...っていう続きの言語化はいつかやるとして今月読んだ本について.
エンジニアのためのマネジメントキャリアパス
ある程度、自分の話も書いた細かい感想はこっちのブログに書きました。
かつてコンサル会社にいた頃はPMBOKの研修受けたり見よう見まねでマネジメントの勉強とか実践してたりしてたのですが、自社サービスの事業メインの会社(リクルート、ビザスク、Rettyそして今)に移ってからはアジャイル・スクラム以外を除くとこの手の本は読んでませんでした。
が、(ブログに書いたとおり)CTOになったりそれ以前のリードエンジニア・エンジニアリングマネージャー時代に苦労したり失敗したなってことが結構あり、この本の内容今まさに刺さった感じです。
もし、この本の帯コメントを自分で書くとするならば、
価値作って稼ぐエンジニアになりたきゃ必読やぞ!
(マネジメント志望じゃなくても)
いやホントに良い本でした。
管理ゼロで成果はあがる
待ちに待ってました、倉貫義人さんの新作。
最アンド高な本です、賛否両論あると思うけどまずは読んでほしい、エンジニアじゃなくても。
私自身、「価値出ることをやりきる」「やらないことを決めて身軽になる」「管理しない・されない(=自立した大人になる)」が信条なので、ホント刺さりました。
「納品をなくせばうまくいく」で価値にフォーカスしたエンジニアリングを。
「リモートチームでうまくいく」では「論理出社」を元に働き方からチーム改革を。
そして「管理ゼロ〜」ではホラクラシーを根底においた組織運営とパフォーマンス向上。
「納品をなくせば〜」の時に、#BPStudy(野球じゃない方)で倉貫さんのお話を伺って以来、著書およびSNSでの動向を見てきた(&倉貫さんブログのファンでもあります笑)のですが、ホント着実に世界作ってるなーと思いました。
この本の詳しい感想を書くのはあっちのブログに譲るとして、
自分(含む組織)を変える覚悟ですよ!!これを教えてくれた(言語化してくれた)の最高。
機械学習のための特徴量エンジニアリング
ホクソエムの皆様、無事いただきましたありがとうございます!!!
エンジニア界隈だと、色んな人が感想ブログ書いてるので(機械学習エンジニアじゃない)自分が言える感想って限られてるのですが、
・ノウハウノウハウアンドノウハウな「特徴量エンジニアリング」をレシピ的かつ背景含めて言語化してる本は初めて見たし素晴らしい
・一貫してPython(pandasとscikit-learnでほぼ通してる)なのでコードがスッと入りやすい
・本のボリュームは厚すぎず薄すぎず
機械学習・データサイエンス系だと、「前処理大全」とセットで必読でしょう!
とはいえこれは中級者向けかな?「機械学習したいのでKaggleみたいなデータほしい」的な人は自分でデータ前処理・クレンジングできるようになってから読みましょう。
入門・監視
これも多くのエンジニアな人たちが読んでるベストセラー。
Opsでもインフラエンジニアでもない、雰囲気でクラウドやDocker、VM使ってる自分としてはこれも目からウロコ、知らない話もあり大変読みやすいかつ辞書的に使うのに最高に良い構成でした。
こういう本は、(ツールやライブラリのバージョンが上がっても)4,5年後まで使えるので「一社に一冊」あっていいと思います。
みんなのR 第2版
Pythonのもくもく会でRからPythonの写経してる時にどうしてもわからん所あった→Rもちょいちょい触るし辞書的な本欲しいなーー、、、と思いその場でポチッと購入。
この本もいい本で、結構わかりやすかった。
現場で使えるDjangoの教科書
最後はWebアプリのフレームワーク、Djangoの本。
実はこれ紙では持ってて、Kindleがノーマークだったので買いました。
Djangoのmanage.pyのコマンドってちょいちょい忘れる&静的ファイルの扱いとかmodelのお作法とかも毎回調べてる感あるのでこういう本は助かる。
今の所、Djangoは決定的な日本語の本がない状態ですが、初学者向けおよび久々に触る人(自分みたいな)にとってはいい本だと思います!
その他に読んだ本
仕事&立場上、本の紹介は避けますが何冊か野球選手名鑑は読みました、いやー季節ですね!!!ワクワク。
さーて来月は?
途中で止まってるFluent Python...そろそろ完走しなきゃ。
そしてまだ出てないですが、公認野球規則2019は必読。
3月は仕事の追い込みと野球の開幕で読書ペースが落ちると思う(というか今月は異常にペース上がった)けど、ちょっとずつ読んでいきたいお気持ち。