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謙虚たれ!

はい、人生において、仕事において何が一番重要だと考えていますか?と質問されたら、真っ先に「謙虚であること」と私は答えます。

言い方を変えると、常に周りへの敬意を忘れないということでしょうか。

人間自分一人でできることには限界があります。周りの人の協力なしにはやっていけません。

それは家庭でも仕事でも、国家レベルのことでも同じかと思います。

これまで約20年間外資系企業で勤務してきて、様々なお客様も見てきました。中には役職や職位が上というだけで威張り散らしている昭和のオジサマたちもたくさんいました。

役職が上だから、発注する側の方が立場が強いから、そういう理由で偉そうに振る舞うってくる人、、、いやいや、もちろんそうではない人もたくさんいました。ただ、そういう人たちのせいで我ら紳士的なナイスミドルたちも同じ「昭和のおじさん」で括られてしまうのは本当に心外です!(←謙虚じゃない)

私も一応マネージャーですが、組織の若いメンバーがポンポンIT系の資格を取得しまくっているのを見ると素直に尊敬します。自分はそんなにポンポン資格取れないし、特定の分野でいうと間違いなく若手社員の方が私よりもスキル・知識があります。そんなかわいいメンバーたちにどうして敬意を払わないということがあるでしょうか、いや否!もう全力で尊敬しまくっています。

マネージャーはただのロールであり、別にメンバーより偉いわけではありません。職位遂行に必要な権限を与えられているだけであり、権限を持っている = その人自体が偉いということでもありません。

もちろん、そのような職位になるということは人より能力も高かったり、何かに秀でていることがあるからこそ出世されている部分もあって、当然ながら人間的に尊敬できる人もたくさんいます。

ただ、残念なことに一方で勘違いしちゃっている人も一定数いることは確かです。

謙虚にということですが、必要以上に卑屈になったりする必要はありません。みんな平等でフラットということです。こうやって書いてみるとある意味当たり前のことなんですが、そうはなっていないのが世の中ですね。。。

謙虚たれ、これは周りとの関係性だけにあらず、己の内面にも当てはまると思います。

勉強すればするほど、勉強すべきことが増えていく・・・スキルアップすればするほど、もっととんでもないスキルを持った人がこの世の中にいることがわかる・・・

自分なんてどこまでいっても井の中の蛙に過ぎないことを知って、日々謙虚な気持ちで研鑽を積める人ほど伸びるのではないでしょうか。

以前の記事で、伸びる人材には「好奇心」「実行力」が備わっていると書きましたが、それに「謙虚さ」も追加させてください。

IT業界において伸びる人材とは?

常に謙虚に、周りの人に敬意を払いつつ、謙虚に研鑽を積んでいきたいものですね。

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