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自然な欲求の存在を直視しているか?
日本を滅ぼす教育論議の続きです。
何か悪いことが人間の意思から起きる場合、手段を設定する段階で、人間の自然な欲求の存在を認めているかという話です。
◯想定外を区別する
何か悪いことが起きた時、「想定外」という言葉を使います。コレには二種類あると岡本さんは述べていて、
①想定することが不可能だった
②想定しておくべきであったのにサボっていた
この両者を区別し、検証する必要なあるそうです。
◯自然な欲求を直視しているか?
「こうした問題は、悪いことが人間の意思から起きる場合、手段を設定する段階で、人間の自然な欲求の存在を認めているか」と言っています。
以前のnoteでも触れた心の教育によるものです。「「欲求を直接コントロールしようとする」という発想に陥ってしまいやすくなる」と言います。
そうではなく、システム改革に力を注ごうと言うのです。
◯システム改革
以前、私が取り組んだことで、朝活がありました。
朝5:00に起きて、ウォーキング、ランニング、Todo、読書、筋トレなど盛り込んだ時がありました。約3ヶ月ほど取り組みました。
のめり込みすぎて、力が入りすぎコロナに罹ったり、体調不良になりやすくなり、挫折しましたが、、、。(どうやら、やりすぎると免疫力が下がり、風邪をひきやすくなるそうです。)
ともかくその3ヶ月の間では、
・行動を移す時間をなるべく短くする
例えば、ランニングできるシャツのまま寝る
ランニングシューズを出しておく
読書本を机の上に開いておく
・睡眠時間の向上
スマホを寝室に置かない
スマートウォッチをつけて寝る
などに取り組みました。
ここでは、DaiGoさんの超習慣術の本でもありました。
人間はサボりたいと思っている。
その欲求があることを自覚する。
とありました。
自然な欲求を認め、しかしその欲求が起きる確率を下げる方法を考えることが必要なのでしょうね。
◯リスクマネジメントの基本
①起きる、起こるという前提に立つ
②起こる確率を下げるシステムを考える。
③起きた場合に備えたシステム(発見、対応)の準備
そうしなければ、心の教育に陥ります。
上司「次にミスが起こらないようにどうするか?」
部下「頑張ります!」
上司「よしがんばれ!」
のような、会話になってしまいます。
何をどこまでどうすればいいか、そんなことを考えられるといいですね。
では、また。