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 自分が独りだと感じる時
 自分の中に友を感じる。

 友は 私の狭くなった視野を広げ、
 巻きついた縄をほどく。
 友は 私が独りきりで問題に挑む時にだけ、
 考え抜く力をくれる。

 孤独を知らぬ者には
 孤独を恐れる者には
 私は寂しくてかわいそうに映るだろう。

 孤独を知らぬ者にこそ
 孤独を恐れる者にこそ
 孤独は寂しくてかわいそうなものとなる。

 負け惜しみに聞こえるだろうか、
 強がりに見えるだろうか、
 そう映るなら仕方ない。

 説明しても
 わかってもらえないことはわかっている。
 確かに感じる、この友のことは。


#エッセイ #詩 #哲学 #孤独 #生きる #思い

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