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タイプⅡ文明という言葉を聞いて

みなさんおはようございます。昨日カルダシェフスケールのタイプⅠ文明についてお話ししました。タイプⅠ文明は惑星文明といって、惑星のすべてのエネルギーを使いこなせる文明と言われており、毎秒10の16乗ワットのエネルギーを消費していると言われています。そこまで行けば、自然災害なんかも制御できるようになるとのこと。

今日はそれを凌ぐタイプⅡの文明について話します。タイプⅡ文明というのは恒星文明と呼ばれ、恒星、地球でいう太陽のエネルギーをすべて使いこなせる文明と言われています。使用するエネルギーは毎秒10の26乗ワットと、タイプⅠ文明より10桁も増えました。想像もつかない量のエネルギーですが、ここまで来れば、星間旅行なんかもできるようです。その太陽のエネルギーを利用するため、ダイソン球と呼ばれる構造物を太陽の周りに作るようです。ダイソンという学者の考えた構造物であるためダイソン球と呼ばれていますが、少し前にそのダイソン球があるのではないか、と言われた星がいくつか見つかったなんてニュースがありました。続報がないため、まだ調査中もしくはダイソン球ではなかったのかもしれませんが、宇宙にはそのようなダイソン球を作れる文明もあるのかもしれません。

さて、ここまで文明が発達してしまうと、もはや文明が滅びることはなく、今後全宇宙に広がるために活動することが予想されます。もはや惑星内に居住するだけでなく、様々な場所に人類が居住できるようになります。まるでガンダムの世界です。詳細な設定は調べていないのでわからないですが、ガンダムはこういった世界観について考える作品なのだろうな、と思った次第です。

現在カルダシェフスケールは7段階あるらしく、過去にカルダシェフ本人が考えたスケールは3段階でした。その中で2段階目ということですが、この段階でもはや地球人には想像もつかない領域に達しています。順調に文明が成長したとしても10万年はかかるだろうとされていますし。そんな世界に行けたら、きっと今の価値観や悩みなどは全て吹き飛んでしまうに違いないです。今の科学技術ではできないような、再生医療とかできるようになれば、腕や脚を失った人でも、それを再生できるようになるでしょう。漫画の世界の出来事が再現されるわけです。個人的には文明が発達するにしても、このくらいが一番いいのかもしれません。これ以上文明が発達したら、今度は人間とは何ぞやのような哲学の世界に入ってしまうと思うからです。きっと現在の人類が考え付くのがこの辺が限界と思われます。

ちなみにスターウォーズの世界はカルダシェフスケールではタイプⅢの文明に当たるらしいですが、銀河を行き来できるほどの文明となるので、もはや私には想像できません。いずれにせよ、こうだったらいいのにな、と思えるほどの世界の方がいいのかもしれません。ただタイプⅡの文明でもはやエネルギー問題は克服しているでしょうし、その後まだ文明を発展させる必要があるのかは分かりませんが、私はこのくらいがちょうどよいと思えます。

さて、みなさんはどのくらいの文明の発達度合いが良いと思いますか?コメントいただけたら幸いです。

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ブルーベリー博士(家庭菜園投資家)
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