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短歌、俳句について思うこと
みなさんおはようございます。みなさんは短歌や俳句を作りますか?私はたまに考えたりはしますが、これといって良いものはできません。そんな私が思うことがあります。
テレビで俳句の添削を行っている番組がありますが、あの番組で出てくる俳句は難しい季語であったり、結構字余りなど高度なテクニックが見受けられます。ただ私としてはあまり字余りであったり、句をまたいで文字数を合わせるようなやり方は好きではありません。やはり575で合わせないとどうもリズムが悪く感じてしまいます。
そのため、テレビで紹介される俳句が良いものだと思ったことはあまりないです。これは自分自身がそれほど俳句についての教養がないからと言えばそれまでですが、結構字余りとか気になってしまいますね。もし自分で作る場合でも、文字字余りになれば、無理矢理でも他の言葉に言い換えて文字数を合わせるようにしています。どちらが正しいとかはないので、何とも言えませんが。
いずれにしてもあまり高度になりすぎると理解できなくなるし、自分にとってのリズムも悪くなるので、やはり575できっちり揃えた方がしっくりきます。以前トリビアの泉という番組でゴキブリが夏の季語という話題がありましたが、そのネタの最後に司会の高橋克実さんが、一句詠みました。
夏が来た 高橋克実 酢のニオイ
これが出た瞬間スタジオは大笑いでした。個人的にはこういう句は大好きです。この句を聞いた瞬間に高橋克実さんは夏に汗臭くなるということが言いたいのでしょうが、酢のニオイというとまた強烈なインパクトがあります。それに7の部分が高橋克実とちょうど名前が7文字であったこともなぜか私にはハマりました。さすがに笑いを取る場面であったので、本当に上手だと思った次第です。通常俳句というのは笑いを誘うものではありませんが、こうした使い方もあってもいいと思います。
テレビで俳句に対して辛口コメントを出すのもいいかもしれませんが、私はああいうコンセプトでやるより、こうしたドッと笑いが出る種類のものの方が好きですね。
それでは本日はここまで。今日も読んでいただきありがとうございました。
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