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フラットアース仮説という言葉を聞いて

みなさんおはようございます。かつて西洋では地球は平面であり、地の果てがあり、その先は巨大な滝になっている、といった考え方が主流でした。現在ではそのような考え方をする人はかなり少数派です。というのも、宇宙開発も進み、上空から地球の形を見ることができるようにまで科学が発達したことが大きいかと思われます。そこまで科学が発達しなくても、計算によって地球は平面ではないことは証明されましたが、実際にこの目で見られるようになると、証明も楽ですね。

それはそうと、ゲームなどではよくこのタイプの世界は存在しています。RPG作品なんかでは有名です。私の大好きなRPG作品である、ロマンシングサガ3なんかは典型的なフラットアースな世界です。最果ての島なんて土地があることからもわかりますね。その他にもドラゴンクエスト3のアレフガルドなんかもフラットアースで、船で地の果てまで行くことができます。そういえばアレフガルドの外にも世界は広がっているのですが、まああれは表現の問題で地の果てが設定されていたのでしょう。

話を戻してフラットアースことですが、もし本当に地球が平面だったら、我々にはどのように見えるのか気になります。ちょっと高い山とかに登れば、遠くを見ると地球が丸みを帯びていることに気付くことはできますが、それが認識できないのでしょうかね。完全にまっ平に感じられるのでしょうか?かつて職場の同僚が天動説が正しかったら空はこのように見えるはず、などいろいろ話してくれました。フラットアースにしても、水平線に沈む船が球体と平面では違って見えるとのこと。今の沈み方を見ればそれで球体であることの証明ができるそうですが、残念ながら私はゴリゴリの文系で彼は理系だったため、細かいことは理解できませんでした。ただ、そういう仮定の話をするのはとても楽しかった覚えがあります。

ただ、長年フラットアースが信じられて来たのは、宗教と政治の力が大きかったことが多大な影響を及ぼしたというのが実際のところでしょう。当時ヨーロッパでは大西洋を渡ってはならないという考え方でしたし、渡れるほどの航海術もありませんでした。さらにフラットアースを否定しようとすれば宗教裁判にかけられる恐れもありました。こういう考え方は現代人には否定したくなるようなものでしょうね。しかし一方ではその方が良かった人もいることは確かでしょう。例えば新大陸にいた原住民です。病原菌をばらまかれて滅亡してしまったことを考えると、西洋人がフラットアースを信じてくれていた方がよかったのかもしれません。

フラットアースという言葉を聞いただけでこれだけいろんなことが思いつきました。まあ我々日本人としてはフラットアースが否定されたことによって受けた恩恵の方が大きかったと考えられるので複雑ですが、ネイティブアメリカンたちはどう思うのでしょうね?そういえば、先ほどの大西洋を渡るということがかなり難しかった一方で、太平洋は縄文時代の航海技術でも渡れたのではないか、なんて言われています。まあ当時の陸の配置は氷河期等もあり今とだいぶ違ったでしょうが、不思議なものです。パタゴニアまで黄色人種が到達していたことを考えると、東回りの方が実は海は渡りやすかったのかもしれませんね。

では今回はこの辺で。私はこういうオカルトや想像の話が大好きなので、こういう話のできる人は大歓迎です。

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