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名前が変わって驚いたもの

みなさんおはようございます。ニュースなどを見ていたら新しい言葉に出くわすなんてことはよくありますが、実はそれは新しい言葉ではなく、呼び名が変わったものであるなんてこともよくあります。私が最も驚いたものは「ウルル」という言葉です。ウルルって何だ?って思って調べてみると、オーストラリアの中央部にある巨大な岩のことだと分かりました。そう、かつてはエアーズロックと呼ばれていたものです。

そのエアーズロックがウルルという呼び名に変わっていました。ただこれは厳密に言えば、元々の呼び名がウルルであり、後から来た西洋人がエアーズロックと名付けたというのが本当のところです。日本では英語読みの方が分かりやすいということもあって、どうしても英語圏の物は英語で呼ぶという習慣があります。しかしオーストラリアにある歴史的なものは、アボリジニーたちが名付けていたものが大半なので、それに従って今回エアーズロックもウルルと呼ばれることとなったのでしょう。

思えば、最近は英語名から現地語の呼び名に変わる例も多々ありますし、ポリティカルコレクトネス、通称ポリコレの影響で従来とは違った名前を付けられるものも多く見て来ました。国の名前などはよくあるパターンで、インドなんかは最近ではインディアではなく、バーラトという現地での発音に近い言い方それこそIndiaではなく、Bharatとつづられることも多いです。これは日本にも同様のことが言えて、日本か、Japanかなんて論争にもなりそうです。結構英語名と現地語名が違う国なんていっぱいあるため、今後こういった流れは強くなるかもしれません。ドイツなんかもGermanyと呼ばれることに違和感を持っていると聞きますし。

その他にもポリコレの影響で名前が変わったものもあります。かつてアメリカのクリーブランドにインディアンズという球団がありました。そこも今はガーディアンズと呼ばれています。インディアンという呼び名がポリコレ上正しくないと判断されたからでしょう。

これらのことは名前が変わったと考えれば別に時代の変化で済むかもしれません。ただ最近個人的にはポリコレが行き過ぎている感があるため、何でもかんでも名前を変えてしまうことに違和感を感じます。かといってじゃあ何が正しいのか、と問われたら明確に答えることはできません。

ただ言えることは、名前はそのもののアイデンティティを表すものでもあります。こうやって名前が変わることで、対象への認識が大きく変わるものもあります。名前って常に変わっていくものだという考え方も必要になるでしょう。そうしてこれからは生きていかなければならないと感じました。学校で習ったことが大幅に変わってしまったなんてことも多くあります。その辺は時代に合わせて自身の情報をアップデートしたいものですね。

では本日はこれにて。いつも読んでいただきありがとうございます。

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