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教育にお金がかかるから子供が少ない?
みなさんおはようございます。少子化が叫ばれる昨今ですが、そんな時代でも子だくさんの家庭もあります。今回このような話をしようと思ったきっかけはあるユダヤ人の方と知り合いになったことです。なんでもユダヤ人の多くは子だくさんなんだそう。確かに聖書にも子孫繁栄を謳った言葉が出て来ますからそれに忠実に従っていれば、こうなります。しかし本当にすごいと思ったところはそこではありません。今回は何がすごいかを考えてみたいと思います。
ユダヤ人と聞いて何が思い浮かぶでしょうか?私が真っ先に思い浮かんだのは、頭がいいとか教育がしっかりしているというイメージでした。正直子だくさんであることは知らなかったです。ここで考えて欲しいのは、昨今の少子化において、大きな理由とされているのが、教育にお金がかかるという意見です。もしお金がかかるから少子化になるというのなら、教育に力を入れているユダヤ人たちが子だくさんになるのは矛盾しています。聖書に子孫繁栄を勧めることが書いてあるからといって、それを容易く実践できるものでもないと思います。この矛盾に対して個人的な考えを述べたいと思います。あくまで個人の意見なので、まだまだ下調べも足らないし、これからもっと調べなければならないですが、今のところこう思う程度に思ってもらえればいいかと思います。
あるユダヤ人に聞いた話によると、子供が多いと教育にお金がかかるけど大丈夫なのかという問いに対して、こう返って来ました。ユダヤ教において寄附の文化がとても根付いているとのこと。教育にお金がかかるのであれば、そうした寄附金を利用したらいいとのことです。そして、自らが教育を受けた後また寄附をして次世代を育てるのに使えばいい、と。これはかなり個人的に衝撃を受けました。というのも、私自身奨学金を借りて大学に行き、後から返しましたが、寄附金であれば、絶対に返さなくてはならないと意気込む必要がありません。その一方で成功したらより多く寄附しようというインセンティブも働きます。しかもそれが善行という考え方が根付いていれば、義務感でお金を払うという負い目を見ることがありません。そうなると安心してお金を借りられますね。奨学金ではなく寄附金であると思えば、後から自分も返そうと思えます。日本にも出世払いなんて考え方がありますが、それをさらに上を行くユダヤ人の寄附文化には感動したものです。
今回は長くなるので、この辺で一度終わります。まとめとして、寄附によって学費が賄われているため、次世代に繋ごうとする意識も働き、それがさらなる教育の機会創出に一役買っていることが分かりました。また、機会があれば、自分で調べてみたいと思っています。いずれにしても、教育にお金がかかるから子供が持てないという制約は寄附によって解消できるのではないか、という仮説は立ちます。まだまだ調べたらないので、もっといろいろ調べてみたいと思います。少子化のこの時代においてなお、ユダヤ人たちは子だくさんでいられるのは、いろいろと興味が湧きました。今回私が覚えたキーワードは寄附と善行です。今後も教育についていろいろ調べたいと思っています。
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