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秋のホイル焼き選手権

 すっかり秋ですねぇ。

 秋といえば「鮭のホイル焼き」だろって事で、スーパーに出かけたものの鮭が売り切れており、「もう鮭じゃなくてもいいや」と適当な魚を買って帰宅したイナと申します。

 そうだ。
 別にホイル焼きは鮭に限るなどと決まってはいないのだから、この際に色んな魚でホイル焼きにしていこう。

まずはブリ。

 アルミホイルにスライスした玉ねぎを乗せて、その上に塩をしたブリと舞茸。あとは酒を少量かけて、フライパンでじっくり加熱。

 約10分後。

めっちゃ見づらいブリのホイル焼き。


 良いじゃないか。
 やはりブリや鮭などの身がしっかりとした魚はホイル焼きに向くのかな。

 ポン酢、醤油、マヨネーズ、味噌ダレ、タルタルソースなど味付けの自由度も高くて最高だ。

 よし、どんどん試すぜ。

サバのホイル焼き。
タラのホイル焼き。
鯛のホイル焼き。


 この中なら鯛のホイル焼きがイチオシだ。
 鯛の身がジューシーかつふっくらと仕上がっていた。ブリも鮭も、加熱すると身が固くなってしまうが、鯛はふっくらとするので良いよな。

 そして味付けは味噌一択だ。

 あっさりポン酢や醤油でも全然いいのだが、
 味噌はほんの少し、カケラを身に乗せて食べるだけで世界が変わっちまう。飛ぶぞっ!

 前半は鯛の淡白な旨みで酒をグビグビと流し込み、後半は味噌を乗せて濃厚な旨さで白米をモリモリと流し込んでくれ!

 、、、。

 いや待てよ。 
 ひょっとしてホイル焼きって魚だけでなく肉でもイケる?

上、豚バラのホイル焼き
下、鶏モモ肉のホイル焼き。


 鶏モモ肉のホイル焼き、お前が優勝だ。

 塩を振って酒蒸しにするというシンプルなホイル焼き調理において、豚バラでは薄いために肉の旨みが流れ出ているような気がする。
 しかし厚みのある鶏肉はじんわりと蒸して熱すると良いのか、ジューシーな味わいだ。

 そこに! 味噌がっ! くぅ。

 岐阜の郷土料理「けいちゃん」もこんな感じなんだろうか。

 あと。

 ちょっと気になるんですが、「秋刀魚のホイル焼き」をもし試された方がいたら感想を教えて欲しいです。

 いわば、秋刀魚の蒸し焼き。

 どんな感じなんでしょうかね?

 まあ、実際はタルタルソースで食う鮭のホイル焼きが一番なんですけどねー。

                  完

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