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秋の天ぷら。キクラゲとか

 待っていたぞ、この時を。
 冬も近く、気温の下がったこのタイミングで。
 さぁ天ぷらだ。 揚げるぞー!

 今回は秋の味覚を天ぷらにしていこう。

 さあ、張り切って!
 と思ったら。

 油が足りないと気づく。
 ↓
 油を買いに行く。
 ↓
 帰宅。
 ↓
 今度は衣を作るための卵が無いと気づく。
 ↓
 卵を買いに行く。
 ↓
 帰宅。
 ↓
 キッチンペーパーが無いと気づく。
 ↓
 もうイヤになってくる。
 ↓
 結局買いに行く。
 ↓
 帰宅途中にコケる。
 ↓
 俺「もうやだこんな人生」


 、、、くっそぉ。
 何もかも上手くいかねぇ。

 これでも学生時代の私は忘れ物は少なかった方なのだが。私はどこで道を誤ってしまったのだろうか。

 こんな時は腹を満たすに限るな。
 さて、揚げていこう。

まずはマッシュルームとエリンギ。

 秋といったらキノコですよ。
 予想通りエリンギが良い感じだ。
 ジュワッとジューシーだし、繊維が強すぎるかと思いきや歯切れも良い。しかも切り方によって色々と食感を試せるのも好奇心をくすぐる。
 マッシュルームは、まぁ、ちと、うーん、普通すぎたか。
 きのこの天ぷらはどうしても椎茸と舞茸が強すぎるので、ちょっとやそっとじゃ他は認められないのだ。

秋刀魚とキクラゲ。

 キクラゲの天ぷらは聞いたこともなくて不安だったのだが、割と悪くない。硬くなるかな?と思ったが、そんな事もなくいつものコリコリ食感だった。普通に食える。
 でも揚げてる途中で膨らんできたのは少し怖かった。

 それに比べると、秋刀魚は推せるほどに美味しかった。買ってきた秋刀魚を三枚おろしにしたのであっという間に火が通るし、おろし天つゆで頂くと塩焼きにまったく負けてない。ビールに合うんだコレが。
 ※いや、これ秋刀魚の竜田揚げとほぼ同じじゃねーかと気づくのは翌日である。

皮くじら。

 かぼちゃ天に見えて仕方ないが、くじらの皮である。初めて買った。

 、、、?!
 硬い!硬ぁい!ガッチガチだぁ!
 めっちゃくちゃ筋張った?部位である。
 申し訳ないけど二口かじるのが精一杯だった。脂肪分の塊のように見えたので、柔らかい豚トロみたいなもんかな?と思ったのだが、とんでもない。噛みきれない。
 私は世代的にくじらと縁がないので分からないのだが、コレどうやって食べるものなの?

甘栗の天ぷら。

 うん、これは甘栗だな(やけくそ)。
 以上。

 って事で今回は、秋の味覚の天ぷらにチャレンジしてみたのだが、くじら以外は美味く頂けた。

 けれども。
 わざわざやる程のモンでもないぜ!
 駐車場でコケて膝を負傷してまでやる必要なんてなかったんや!
 もうやだこんな人生!

 あ、誰か皮くじらの美味しい食べ方を知ってたら教えて下さい。

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