イラスト超初心者の私が絵日記を描けるようになったコツ5つ
絵日記をはじめたきっかけ
上の子が通っている保育所では、連絡帳は2歳の誕生日まで、ということになっています。連絡帳が無くなると、朝の準備は楽になりましたが、子どもの日々の記録がすっかり無くなってしまいました。「なんかオモロいことあったかな〜」と考えながら連絡帳を書くのが自分にとって結構楽しい時間になっていたこともあり(先生を笑わせたい!と燃えていました)、無くなってしまった連絡帳代わりに育児日記をつけてみよう、どうせならイラスト付きで可愛くしたいな〜と考えたのがきっかけでした。
でも、私は実は絵がとても苦手だったのです。そんな、イラスト超初心者の私がたどりついた絵日記を少しでも簡単に描くコツを5つご紹介します!
初心者が絵日記を描くコツ
1.簡単なモチーフを題材にする
特に人物の絵は、慣れないうちは描くのに時間がかかってしまうので、できるだけ描きやすい題材を選ぶことが大切です。私も、小松菜やお煎餅しか描いていない日や、娘の口しか描いていない日もあります。
育児日記なんかだと子どもの絵ばかり描きたくなってしまいますが、モチーフだけの日もある方が見返したときにバリエーションに富んで楽しい絵日記になると感じています。
2.お手本を用意する
初心者が何のお手本も見ずに想像で絵を描くのは、かなり難しいです。実際に描き始める前に、Googleの画像検索などでお手本となる絵を探します。画像検索で見つからない場合は、生成AIのCopilotにお手本を描いてもらうこともあります。
ただし、Googleの画像検索で見つけたお手本をそのまま真似ると著作権侵害になってしまいます。特に、SNSなどに絵日記をあげる場合は注意しましょう。
例えば、人物画の場合はポーズや身体の構造などを参考にしつつ、顔や髪型、洋服、色づかいなどは自分のオリジナルにするなどの工夫が必要です。
3.フォーマットを固定化する
私は、ほぼ日手帳に絵日記を描いています。自由に使える手帳だからこそ、描き初めの頃は「今日はどんな風に描こう?」と悩んでいました。
しかし、今はフォーマットを固定化しているので素早く取り掛かることができます。
表と裏で少しだけフォーマットを変えているのは、ほぼ日手帳は紙が薄いため両側から水彩ペンで色を塗った場合、色が滲んでしまう場合があったためです。1枚の紙の表と裏でイラストの位置がズレるようにしています。
4.気分の上がる画材を揃える
私の場合は、呉竹のZIGグリーンカラーリアルブラッシュを買ってから、一気に絵日記が楽しくなりました。ボールペン1本でも絵日記は描けますが、私のような初心者のイラストでも色を塗ると一気に垢抜ける気がします。
私は24色入りと、ポートレートカラーを買いました。とりあえず最初は24色入りを買えば十分だと思います。
5.ちょっとでもイラストを学んでみる
私はずっと、絵が上手い人というのは天性の才能があるんだと思い込んでいました。でも、絵が下手くそなのは単に練習してないから、だそうです。
この本では、線の引き方など基礎の基礎から学ぶことができます。読むと「今までどれだけ無謀な描き方をしてたんや」と気がつきましたね…。また、何より絵の上手い人の頭の中を少し覗き見させてもらったような感じがしました。「プロの下書きのあの線にはこんな意味があるんかー!!」など、たくさん学びがあります。私はまだ、この本の内容の一部しか練習できていませんが、それでも絵を描くのがぐっと楽になりました。
おまけ:日記はその日のことじゃなくて良い
絵には関係ないのですが、私は育休中であまり日々に変化がないこともあり、絵日記では「その日のこと」を描くのは半分程度しかありません。残りは「最近のこと」を描くことが多いです。将来、絵日記を見返したときに「何月何日に○○をした」なんて、割とどうでも良い情報になっていると思いませんか?むしろ私は、当時の子ども達の様子とか、自分がどんなことを考えていたかを振り返りたいなぁと思います。なので、子どもの口ぐせや好きなものなどもどんどん題材にしています。
最後に
絵が下手くそな自分が絵日記を描いて、しかもその方法をnoteの記事にするなんて、以前は想像もしていませんでした。
でも、絵日記は普通の日記より何倍も楽しくて、何より作品を作ったというちょっとした達成感を毎日味わえるのが良いなと感じています。
絵日記をはじめたいけど悩んでいる方、なかなか続けられない方の参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。