![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157946444/rectangle_large_type_2_1fb8f0fb427b125f6c30a75416245a15.jpg?width=1200)
能登半島震災、水害の今
・10月1日の現状
町はほぼ壊滅状態で不適切な表現かもしれんけどテレビで見る戦場みたいやった。
2024年9月21日、石川県能登半島を襲った豪雨は、震災からの復興途中にあった多くの人に更にダメージを与えました。
地震による建物の損壊に加え、豪雨による土砂災害や浸水被害が発生し、町中泥だらけで被災地は深刻な打撃を受けています。
支援を必要としている人は非常に多く、現場での作業支援だけではなく、心理的なサポートも求められています。
被災者の中には、気さくに振る舞ってくださる方が多くいましたが僕たちとコミュニケーションを取っていると緊張から解放されたせいか涙する方も多く想像以上に心身ともに厳しい状況にあると思いました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157951565/picture_pc_a8b1bb1cb308b9cf515680054b47045f.jpg?width=1200)
・現地の声
HEROsメンバーの小口さんの言葉をお借りしました。小口さんのご実家も能登で震災、水害に遭われました。
9月21日復興支援の一環として自身で企画していたイベントがキャンセル。
まさか水害に遭うとは思わず、玄関の靴がぷかぷか浮いていたのに衝撃を受けました。
実家は1階が雨水の床上浸水。
ただの大雨と思っていたけれど、時間が経つにつれ被害の大きさにただただ戸惑ったのを覚えています。
震災以上に水害は本当マンパワーが必要で、千年に1度の地震と千年な一度の水害に遭った能登の人の心労は大きく、疲労困憊な印象を受けました。
まだまだ助けを必要としている人がいます。
できたら1日でも能登に来て現状見てもらいたいです。
もちろん仕事や子育てで現地に行けない方の方が多いと思います。
義援金、寄付金、クラウドファウンディングもあります。
お金も必要ですがそれ以上に能登に関心を持ち続けて欲しいです。
復興に長く時間がかかります。
関心を持って今は折れかかった心に寄り添ってください。
能登の人たちは立ち上がるので立ち上がるお手伝いをお願いします。
・団体紹介
今回、僕たちHEROsチームは災害支援のプロである災害NGO結に参加させてもらいました。
災害NGO結は、国内で災害が発生すると迅速に現地へ駆けつけ、緊急支援を行う団体です。被災地では多くの人が何をすべきか分からず、住民や支援者、行政も初めての経験に直面します。
結は、被災地が動き出す「0→1」をサポートし、復興のエンジンをかける手助けをしています。
現場をくまなく見て、どこにどんな支援が必要かを把握し、適切なボランティアや物資を調整します。
水害なら大工、土砂災害なら重機など、必要な能力を持つ人を結び、被災地の課題解決に取り組んでいます。
・活動内容
主な活動として、浸水した家屋の床上・床下の泥除去や、町中に広がる災害ゴミの撤去、豪雨で流された物の捜索、支援物資の運搬を行いました。
また、物理的な支援だけでなく、被災者とコミュニケーションを通じて心のケアも大切に作業を行いました。
災害支援は力作業だけでなく、メンタルケアや体のケアなど多岐にわたることを知りました。
結の方針は、災害で失われたものではなく、助かった'もの'を守ることに重点を置いており、再建可能な家屋で住む意志のある人を支援しています。
僕たちHEROsのメンバーも役割分担をし、結や他のボランティア団体と連携しながら、助かったものを守るために全力で取り組みました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157951143/picture_pc_4c762ab238bfb0041c4b461730b469ac.png?width=1200)
・感じたこと、これから僕たちにできること
日本は災害大国でこれまでも大規模な地震や災害で多くの命が失われてきました。
災害発生時には、迅速な対応が求められますが現地で話を聞いていると、国主体の復興システムが十分ではないことを知りました。
これまでの災害での経験が生かされていないため各自治体や災害支援団体、ボランティアが連携しながら状況を見極め復興作業を進めているという状況です。
これではスピード感や支援が十分に行き届かないことがあります。
国が主体となり、統一された復興システムを構築することで、各団体がより効率的に動ける体制を整えることが必要だと思いました。
これから僕たちにできることは、継続的なボランティア活動や支援物資の提供、募金などの支援に加え、想像以上に普及に時間がかかるためSNSやブログをシェアをして風化させないことも重要だと思いました。
また、輪島市の物を購入することもじゅうぶん支援になります。
さらに、政治に目を向け復興支援のシステム化や政策の支援体制や資金の確保を求めることも必要です。
小さなアクションでも被災地の復興に大きく貢献できます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157951748/picture_pc_b24ceed9a399fdf7cf96e7dd7cc95aa8.png?width=1200)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
僕は特に能登にゆかりがあって復興支援活動を始めた訳ではありません。
スポーツで培った経験を社会的に意義のあることにいかせないかなあと色々調べていた時にHEROsがスポーツを通じで能登の復興支援を兼ねたスポーツ交流をしているのを知って参加させてもらったのがきっかけです。
ほんまにスポーツが復興に役立つのかあなと疑問に思っていました。
しかも被災地でどんなテンションで被災者の方と接したらいいのかも不安でしたが現役、元アスリートのみなさんは、目の前のことに一生懸命に取り組む姿勢やったり、繊細な気配り、助け合おうとする気持ち、仲間を思う気持ち、成し遂げる力強さ、場の空気をなごます明るさは被災者に笑顔やパワーを届けれたと感じました。
これからも能登の支援は続けていきます。
困った時は助け合い。
先ずは自分から。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157950782/picture_pc_6c371869c10d05f6ca5061afdd93294b.png?width=1200)