ぽん太の散歩道:埼玉県見沼代用水路の道
こんにちは。ぽん太です。今回は埼玉県に出没しました(2021年6月)。
江戸時代初期、利根川と荒川は現在の越谷付近で合流しており、 氾濫を繰り返していました。この両川を引き離し、その跡を一大水田地帯にする大土木事業が行われました。新たに約60kmにも及ぶ用水路を開削し、農業用水が新設されました。これが現在の見沼の用水路(見沼代用水路)です。
この見沼の用水路沿いにはいくつかの公園や、民家園などもあり、散歩を楽しめます。
マップ
フォト
見沼通船堀
JR東浦和駅から15分ほど歩いたところにあります。見沼通船堀とは、東西にあった用水路をつなぐ運河のことで、約300年前の1731年に完成しました。見沼通船堀は、パナマ運河のように、関を設け水位を調整しながら船を上下させ船を通すというもので、その一部が復元されており、その様子を垣間見ることができます。江戸時代ながらその技術の高さには感嘆させられます。
川口自然公園
見沼低地の湿地の自然を残した公園です。池もあり、周囲には雑木林が残っており、鳥のさえずりも多く聞こえてくるのどかな公園です。
見沼代用水路東縁沿いの道
また用水路沿いの道を進みます。
大崎公園
中には動物園があり、こどもが楽しめる公園だ。
浦和暮らしの博物館
近くには民家園を擁した浦和暮らしの博物館がある。浦和市内に残された伝統的な建物を移築復元した野外博物館です。
見沼代用水路西縁沿いの道
今度は越谷街道を西へ進み、見沼代用水路西縁の道を南下し、JR東浦和駅へ戻ります。
おわりに
今回は約9kmの散歩でした。浦和の郊外に、自然豊かな散歩道があるとは驚きでした。次訪れる機会があれば、もっと北の道を歩いてみたいと思います。では、ごきげんよう。