[詩] 偽りの鎧
本当は知ってる
無条件に強い人なんていないこと
何か弱さを抱えてて
鎧をまとい強さを身につける
その鎧は人によって
ひとつだったり
ふたつだったり
じゅうだったり
もっともっと多かったり
ひとつひとつ種類も様々で
守りたいと想う鎧
格好良く見られたい鎧
可愛く見られたい鎧
勇気を与えたい鎧
だけど時に履き違える
弱き鎧が
人を傷つけて得た強さは
傷つけるたび
悲しみの涙をあび
錆びついて
いつのまにか重い鎖につながれて
身動きとれず
出口も見えず・・・
どこにむかうのだろうか
園児虐待のニュースを見てたらとてもとても悲しくなりました。
そのニュースだけじゃないけど、抵抗できない人をいじめて楽しむ光景を想像したら、いじめる人の心も可哀想になっちゃって、どうしたらそんな心になるんだろうって考えてたら頭が痛くなるし吐き気もするのに、そればっかり考えてしまう・・・
やるせない。
悲しい事件が少しでも減ってくれますように。