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共著の書籍の進行

研究書の編集+組版を担当する場合、やはり単著よりも作業工程は増える傾向があります。

まず入稿段階から。
期日どおりの入稿であれば何も問題ありません。
しかし、そのようなことばかりではないのが実情ですね。
このような場合、こちら編集担当から催促させていただきます。
相手が1人2人ならまだしも、10人、ときには20人ほどに連絡しなければならないときもあります。
このとき、どのようなハプニングが起こるでしょうか?
自分の経験では、
・メール連絡するとき、名前を他の著者の方と間違える
これは、やってしまったことがあります。
チェックリストを作って、ひとつ一つチェックしながら進める必要があります。

さらに、原稿送付するとき、宛先を他の著者の方と間違える可能性もあります。
その後の校正の制作工程においても、
・章タイトルと担当筆者名の照合
・章による表記の不統一
・校正のやり取りにおける確認事項の手違い(高解像度の画像依頼など)
さらに、略歴に掲載する筆者名の読み、「はしごだか」といった異体字の確認など、共著の際には気を遣うことが増えてきます。
とは言っても、私もそれなりに共著書籍を担当してきましたので、大きな間違いはもうないはずですが。。。


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